読者の悩み
- プログラミングを独学するのは挫折率が高いって言われているけどなぜ?
- プログラミングが難しい理由を知ってから学習を始めたい
- どうやったら挫折しにくいかを教えて欲しい
こんな悩みに答える記事になっています。
この記事の信頼性
記事を書いている私は現役のWebエンジニアです。
大学生の時からプログラミングを学び、一時は挫折しかけましたが、今では仕事でプログラミングをしています。
途中で挫折しかけた経験もある私が、
- プログラミングで挫折する理由
- プログラミングで挫折しにくくするための方法
について解説していきます。
この記事を読めば、どうやったら挫折しにくい勉強ができるかが分かるため、安心して勉強をスタートできます。
1.プログラミングの挫折率が9割と言われる理由
早速ですが、プログラミングで挫折する理由は以下の通りです。
プログラミングで挫折する理由
- 自分が学ぶべきレベルが分からない
- 本を買ったが難しすぎる(本の途中で急にレベルが上がりがち)
- 覚えることが多すぎる
- エラーが直せない
- ちょっとしたことでエラーになり、やる気が削がれる(全角半角を間違えただけ、とか)
- 質問できる人がいない
- 継続が鍵だが、長く続けれるやる気がない
- 勉強を開始しても、イマイチ何ができるのかイメージが湧きづらい
かなり多く感じますが、挫折した人はどれかに当てはまるのではないかと。
ちなみに私の場合、「エラーが直せない」「イマイチ何ができるのかイメージできない」というあたりで挫折しかけました。
特に自分のレベルにあった学習をするのは大事
自分のレベルにあった学習をすれば、「イマイチ何ができるのかイメージできない」ということや、エラーの頻度も少なくなります。
NGな例としては、いきなりPHPから学ぶとかですね。
PHPは例えば、入力フォームに入力した値を元に色々な処理をするといったことなどに使います。
PHPから始めると何に使えるのかイメージもわきづらいですし、Webの画面が作れない状態で学んでもな・・・という感じです。
maipyon
おすすめは以下の流れで、どこでも同じような流れが紹介されていますね。
HTML&CSS→jQuery→Javascript→PHPなど
この流れであれば、
- HTML&CSSでWebページを作れるんだな
- jQueryやJavascriptでサイトに動きを付けれるんだな
- PHPで入力された値を元に変化を付けれるんだな
という風に理解しやすいので、「これを学んで何ができるのかよく分からない・・・」といったことが少なくなります。
プログラミングの始め方については『【現役エンジニアが解説】初心者向けプログラミングの始めかた【0から1へ】』で詳しく紹介しているので読んでみてください。
2.環境を理由にプログラミングで挫折するのは勿体ない
環境を理由にプログラミングを辞めてしまうというのはよくあることだと思いますが、かなり勿体ないです。
身の回りの環境から来る挫折原因はある程度解決できるからです。
・質問できる人が周りにいないし辞めよう。
・稼ぐって目標を立てて勉強したけど全然できる気がしないから辞めよう。
上記はどれもプログラミングの適正に関係ないですよね・・・。
「プログラミングをやってみたけど、やっぱり得意じゃないな」とかで辞めるのはいいとは思いますが、上記のような解決できる理由で辞めるのは勿体ないです。
プログラミング学習は「あきらめなければ勝ち」なので、ひたすら努力することが大切になってきます。
プログラミングの目標はやり切るうえで重要です
挫折しにくい勉強法として、重要になってくるのがプログラミングの目標です。
継続力が鍵となるので、モチベーションを継続して維持する必要があるので、「〇〇したいから勉強するんだ」という強い気持ちは大切になってきます。
そんな大それた目標でなくとも、「プログラミングで稼ぐ」とかで良いと思います。
逆に、プログラミングを学ぶことを目標にするとアウトですね。
プログラミングは英語と同じでツールなので、それを使って何をしたいか?という目標を立てることが重要です。
そのうえで、目標から逆算していくと次第にやるべきことが見えてくるので、やる気も継続しやすいです。
そのためには、販売システムを持ったサイトを自力で作れるくらいの技術力を身につける必要がありそう。
→購入の部分で、フォーム入力とかがあるからPHPが必要そう
→そもそも販売ページを作る必要がある
→HTML&CSSから学ぼう
といった感じですね。
「いやいや、作りたいものとか特にないけどなぁ・・・」という人は、『【問題アリ?】プログラミングを学びたいけど作りたいものがないときの解決策』で解決しますので合わせて読んでみてください。
プログラミングの継続が難しいと感じたらスクールを検討しよう
プログラミングの学習は、1日2~3時間を半年ほど継続する必要があると私は考えています。
1日30分とかだと、エラーを全然解決できないまま次の日になる状況が多発するため、効率が悪いです。
そのため、日々まとまった時間を学習時間にあてる必要があります。
しかし、大学に通いながらや仕事をしながらだとどうしても難しくなります。
自分には学習は難しそうかなと思った場合は、プログラミングスクールを補助として活用しましょう。
余談:挫折率について
挫折率90%の内訳は、6割が独学者・2割が専門学校など・1割が企業での研修・その他1割。
この大枠に「プログラミングスクール」は入っていません。
実は、プログラミングスクールに通っている人のほとんどは挫折をしていません。
独学だと2時間悩んでも分からない部分が多発しますが、スクールならばそんな壁も乗り越えていけるので学習効率もかなり高いです。
プログラミングスクールは学習効率をアップするための投資と考えるのもアリですね。
おすすめのスクールについては、『【無料あり】エンジニアの私がおすすめするプログラミングスクール3社』で紹介しています。
個人的には、オンライン学習に特化したTechAcademyがオススメです。
スクール入会時と同じ形式で1週間の無料体験もできるのでまずはそこからどうぞ。
3.プログラミングの挫折理由はある程度解決できる
今回紹介したプログラミングの挫折理由は以下の通り。
プログラミングで挫折する理由
- 自分が学ぶべきレベルが分からない
- 本を買ったが難しすぎる(本の途中で急にレベルが上がりがち)
- 覚えることが多すぎる
- エラーが直せない
- ちょっとしたことでエラーになり、やる気が削がれる(全角半角を間違えただけ、とか)
- 質問できる人がいない
- 継続が鍵だが、長く続けれるやる気がない
- 勉強を開始しても、イマイチ何ができるのかイメージが湧きづらい
解決のためには、
- 自分にあったレベルで学習を開始する(初心者向け言語から始める)
- プログラミングでなにをしたいか?という目標を立てる
- 目標から逆算して、なにをすべきかを考えて行動
- どうしても継続が難しい場合は、スクールを活用する
が重要になってきます。
「挫折率が高い」=「給料も高いし食いっぱぐれない」
というのは確実なので、諦めずに勉強し続けることが大切です。
最後に、関連リンクを紹介して終わりにしておきます。
参考にしつつ、最初の一歩を踏み出してみてください。
プログラミング学習の始め方
おすすめのプログラミングスクール