
Webエンジニアに将来性はないという意見があるけど本当?
これからプログラミングを学習してWeb開発エンジニアになりたいのですが、将来性ってどうなのでしょうか?
頑張ってWebエンジニアになっても職を失う可能性がある・・・とすれば、目指す気も薄れますよね。
こんにちは、maipyon(@maipyon8_prg)です。
プログラミングに5年ほど取り組んでいる、現役のWeb系エンジニアです。
仕事をしつつ、Webエンジニアは将来性が高い仕事だなと感じています。
ITは最先端の仕事とも言え、今後も需要が高まるエンジニアの仕事が無くなるということはなかなか考えられません。

もちろん絶対はないですが、逆にITエンジニアレベルで将来性の高い仕事の方が少ないと思います。
将来性が心配という人や、これからWebエンジニアを目指したい!と思っている人は必見です。
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この記事の目次
Webエンジニアの将来性はない?←今後も高まるので安心
Webエンジニアの将来性はむしろ今後高まっていきます。
理由は以下の通り。
- IT人材の不足が今後加速していくため
- オンライン上でないとビジネスが成り立たなくなってきているため
- 世界的に見ても、上位の企業はWeb・IT関連企業
1つずつ掘り下げていきます。
IT人材の不足は今後加速していく
引用:IT人材供給に関する調査
エンジニアの需要は年々高まっていまして、上記の調査では2030年には約45万人の人材不足になると考えられています。
それだけIT技術を必要とする仕事が増えていくという意味にもなっていまして、エンジニアがいないとやっていけないというビジネスは今後増えていきます。
エンジニアの需要が高まる=今後の将来性も高いので、エンジニアはみんな仕事がない・・・という状況に陥ることは考えづらいですね。
オンライン上でないとビジネスが成り立たなくなってきている
最近はなんでもオンラインですよね。
どんな店舗でも、集客のためにホームページがあったり、公式オンラインショップがあったりします。
それがもうスタンダードになってきていまして、ホームページ作成やオンラインショップの作成の仕事は今後も増えていきます。

1商品だけに特化した販売ページを見たことがないでしょうか?
そんな1ページだけを作成する仕事は今も多いですし、今後も増えるでしょう。
専門的知識がない店舗側(企業側)から見ると、できる人に頼まないとやっていけない。という状況で、この辺りで需要はどんどん伸びています。
世界的に見ても、上位の企業はWeb・IT関連企業

現状、世界で売り上げを出している企業はGoogle、Apple、Facebook、AmazonのGAFAと呼ばれる企業です。
昔は銀行や電力会社が世界1の企業だったのですが、今はWeb・IT関連企業に変わりました。
今もなお成長し続けている分野で仕事をするというのはそれだけでメリットが大きく、そこで働く個人の将来性も高いといえます。
業界全体で考えていくと、Webエンジニアはほかの業種と比較して今後も将来性が高いのはほぼ確実と言えます。
Webエンジニアはやめとけと言われる本当の理由
一方で、「Webエンジニアは将来性がないしやめとけ」という話もちょくちょく聞きますよね。
業界全体で見ると将来性は高いのですが、個人にフォーカスするとどうしても将来性が低い人もいるわけです・・・。
Webエンジニアはやめとけと言われる主な理由は以下の3つ。
- 変化が激しく、すたれる技術もある分野だから
- 将来性のあるWebエンジニア=スキルの高いエンジニアだから
- ノーコードが盛り上がってきたため
こちらも1つずつ紹介していきます。
Web業界は変化が激しくすたれる技術もある分野
今使っている技術が5年後にも使われている保証はどこにもありません。
例えば、プログラミングは言語がいくつもあり、その言語によって特徴も変わってくるのですが、主流な言語は変化しています。
数年後にはスピードの速いサイトを構築できる言語の方が当たり前の世界になっているかもしれません。

例えば今はサイトのインフラ関係にAmazonのAWSを使うことが主流になってきています。
でも、昔はAWSなんてそもそも存在していませんでしたよね。
上記のような感じで誰にも未来は分かりませんが、スキルを高め続けてついていく必要があるというのは事実。
最先端の技術に追いついていくということができない人の将来性は低いと言えます。
将来性のあるWebエンジニア=スキルの高いエンジニアだから

特に一番言われているのがこの件。
スキルの低いエンジニアは将来性がないと断言してもいいです。
今のままのスキルで仕事を続けていたら、数年後には仕事が無くなるだろうな・・・
という人は沢山いまして、成長を続けることが大切です。
どうしてもスキルレベルが低いと仕事はもらえませんし、満足のいく結果も出せません。
そうして結局「Webエンジニアの将来性って低くない?」と思う人も増えます。
そもそもWebエンジニアの数は増えてきています。
それに従ってクラウドソージングなどのサイトでの提案数は段々と増えていまして、競合もどんどん増えています。
競合に勝つためにはどうすればいいか?を考えたときに、やっぱり自分にしか出せない価値を生み出すしかないんですよね。
提案の上手さ、納品のスピード、品質、そもそもの技術力・・・なんでも良いのですが、全体的なスキルが高くないとやっていけません。
ここの価値を生み出すために、あえて安く受注する人も増えていまして、単価も下がってきています。
「段々と単価が安くなってきている。」これも将来性がないと言われる理由の1つですね。
ただ、高いスキルが要求される仕事内容であれば単価は高いので、やはりスキルレベルが最重要となりますね。
関連記事未経験エンジニアが増えすぎ!今から目指して競合に勝てる?
ノーコードが段々と盛り上がってきた
ノーコードとは、ソースコードを書かずにソフトウェアを開発できるサービスのこと。
今どきWebサイトを作成するのに、専門的な知識が必要なくなってきました。
誰でも感覚的にホームページやECサイトを作れるようになってきまして、エンジニアの仕事が無くなるのでは・・・と思う人もいると思います。
ただ、ノーコードは簡単な反面どうしても限界があります。
決められた動きしかできず、複雑なことをちょっとでもしたいとなるとノーコードでは不可能。

あらかじめ存在する機能ABCの範囲でなら自由に組み合わせて使えるけど、Dの機能(独自の新機能)は組み合わせられない。
という感じですね。
また、ノーコードは継続してコストもかかってくるので、その辺りで導入したくないという人も出てきます。
ノーコードでいくらか楽に開発できるようになってきてはいますが、専門的な知識が必要な場面は必ず存在します。
逆に、ノーコードでも十分な部分だけの仕事をしている人(例えばコーダーとか)は将来性が危ういかもしれません。
逆に現時点だと、ノーコードを使いこなせるようになると案件をとれる可能性もあります。
いずれにせよ学習は必須ですが、その方面を目指して進むのもアリかもしれません。
ただ、普通にエンジニアになるよりかは将来性は低いかなと個人的には考えています。
一番重要なのは、スキルの高いエンジニアを目指すこと
ということでまとめです。
やはり特に重要なのはスキルの高いエンジニアを目指すこと。
逆にエンジニアはスキルレベルによって年収も上下しまして、年収の増加も見込めるのはメリットと言えます。
スキルの高いエンジニアを目指すには、独学であれスクールであれ、プラスαの努力を考えるようにしましょう。
今ではスキル獲得した人材は沢山います。
Aさん:プログラミングの基礎学習を終えて、自作サービスを公開
Bさん:プログラミングの基礎学習を終えただけ
Cさん:プログラミングの基礎学習を終えて、学習記録を発信中
この中で一緒に仕事をしたいなと思うのはAさんですよね。
他の人だと、レベルが低くて話にならないと思う企業もあるでしょう。
以前はスクールを卒業しただけでも十分なレベルだったのですが、今では足りません。
繰り返しになりますが、プラスαの努力で信頼性を高められるようにする必要があります。
ぶっちゃけエンジニア業界はプラスαの努力ができる人は引く手あまたです。
この記事で書いた内容を元に、目標を考えつつ行動してもらえると嬉しいです。