第四次産業革命スキル習得講座【Reスキル講座】という国の制度を活用することで、受講料の最大70%OFFでプログラミングスクールを受講することが出来ます。
分かりやすく言えば、専門実践教育給付という、キャリアアップを図る社会人のためにプログラミングスクールの受講料を国が一部負担してくれる制度のことです。
IT人材を増やすために、国がガンガンお金をかけているということ。
これからますます発展し、かつ需要も途絶えることのないITの分野で働きたい人にとってはこれ以上ない制度です。
しかし、この制度は限られたプログラミングスクールでしか活用できませんし、申請手続きもけっこう大変です。
そこで当サイトで、第四次産業革命スキル習得講座【Reスキル講座】に認定されているプログラミングスクールを5つ紹介します。
また、給付金の申請手続きが簡単にできる方法も合わせて紹介しています。
これからIT企業で働きたい、転職やキャリアアップをしたいという社会人の方は是非参考にしてください。
この記事の目次
第四次産業革命スキル習得講座で学べるプログラミングスクール
第四次産業スキル習得講座【Reスキル講座】対象のプログラミングスクールを紹介していきます。
スクールによっては他にも多くのコースがありますが、給付金の対象となっているコースのみを紹介していきます。
給付金の申請手続きについては『プログラミングスクールの給付金受給を簡単にできる手続き方法』にて紹介していますが、条件に当てはまっていればまずは各スクールで無料カウンセリングを受ける流れになります。
条件は以下の通りです。

簡単に言えば
- 給付金を受給できるコースを受講していること
- 以下に示す雇用保険加入期間に適していること
初めて受給する場合
- 受講開始までに通算2年以上の雇用保険に加入していること
- 在職中、または離職後1年以内であること
上記を全て満たす必要があります。(2回目以降の受給の方はまた条件が変わってくるので要注意です。)

雇用保険の加入期間の話なので、A社で1年、転職してB社で1年働いていれば通算2年以上の雇用保険に加入していることになります!
難しいという方は色々検索するより、スクールごとで申請のタイミングや記入内容もバラバラなので、無料カウンセリングで聞いてみるのが一番分かりやすいです。
それではオススメ順に紹介していきます!
DMM WEBCAMP エンジニア転職
DMM WEBCAMPは転職成功率が98%と高いだけでなく、転職後の離職率も2%と低くなっています。(エンジニア業界の離職率は20%~30%と高い)
キャリアアドバイザーが優秀で、自己分析から入って『将来どうしたいのか?』を徹底的に話し合うことで自分にピッタリと合った企業へ転職することができます。
他のスクールと比較しても転職先の質が良いこともあり、転職を総合的に考えるなら一番オススメのプログラミングスクールになります。
以下はDMM WEBCAMPの主な転職先になります。

かなり名の知れた企業が多く、それだけ年収やキャリアアップに適しているとも言えます。
『希望通りの職種を紹介してくれた』という声も多くあり、転職先で妥協したくないのであればDMM WEBCAMPで決まりです。
プログラミングスクールで学習する内容と、実際に実務で使う内容には多少違いがあります。
特に実務ではチーム開発が当たり前なのですが、ここは1人で学べない部分ということもあり転職前に学ぶことで安心して転職することが可能です。
チーム開発の際に技術面としてGitの使い方を学べますが、1人だとすべてを学びきるのは難しいですし、同じ受講生から刺激を貰えるので充実したカリキュラムになっていることは間違いありません。

Gitを使うことで、チームメンバーがコードのどの部分を修正したかなどが分かります。
ここを学ばずに就職するのはかなりアタフタするかと・・・。
関連記事DMM WEBCAMP エンジニア転職の口コミ・評判は?【長期目線で考えると最高】
公式サイト | https://web-camp.io/commit/![]() |
受講料金・期間 | 【専門技術コース】 定価910,800円(税込)/4ヵ月 給付金適用で実質350,800円(税込) |
働きながらの受講 | 不可 |
受講形式 | 完全オンライン |
講師 | ・1~2か月目は卒業生が講師の場合あり ・3か月目からは現役エンジニア |
カリキュラム | 基礎学習、チーム開発、個人開発 未経験者でもわかりやすいカリキュラム |
学習サポート | ・13時から22時まで質問対応(金曜日は定休日) ・実践的なチーム開発を講師サポートの元で体験 |
キャリアサポートが充実しており、転職先の企業の質が高いだけでなく転職後の離職率も低いのが魅力的です。
「Will Can Must」シートを使って自己分析から入るキャリアサポートのおかげで将来どうしたいのかを徹底的に話し合いつつ就業先を決めることができます。
挫折させず、個人個人に合った企業への転職を決められるという事になります。
転職先のことを考えるとDMM WEBCAMPがオススメ1位で間違いないでしょう!
テックキャンプ

講師がメンターだけでなく、ライフコーチとキャリアアドバイザーもいて、挫折しないようにガッツリサポートしてもらえます。
特にプログラミング学習は諦める人が多い分野なので、やる気の火付け役が重要。
ライフコーチが進捗管理や目標管理をしてくれるため、諦めることなくやり遂げられたという人も多くいます。
未経験で右も左も分からない状態なので、充実したサポートが欲しいという方はテックキャンプで決まりでしょう。
転職保証とは、カリキュラムを全てこなし、転職活動を行ったにもかかわらず内定を得られなかった場合には全額返金をしてもらえるというサービス。
ほとんどのスクールでは30代での転職難易度を考えて20代までを前提条件としています。
テックキャンプでは30代でも転職保障が付くため、万が一の保証をつけたいという方には安心です。
なお、転職先比率は以下の通り。

主な転職先企業は以下の通り。

転職成功者も多く、働きながらでも受講可能なコースがあるので社会人の方にもオススメです。
関連記事テックキャンプはやばい?元受講生がエンジニア転職コースの真相を解説
公式サイト | https://tech-camp.in/expert |
受講料金・期間 | 【短期集中スタイル】 定価657,800円(税込)/10週間 給付金適用で197,340円(税込)/10週間 【夜間・休日スタイル】 定価877,800円(税込)/4ヵ月 給付金適用で317,800円(税込)/4ヵ月 |
働きながらの受講 | 夜間・休日スタイルのみ可能 |
受講形式 | 完全オンライン |
講師 | 通過率5%の選考に合格したメンター |
カリキュラム | 基礎、応用、個人開発からなる アウトプット重視のカリキュラム |
学習サポート | ・ビデオ通話+画面共有でメンターに無制限で質問可能 ・ライフコーチによる進捗管理やメンタル面のサポート |
テックキャンプはとにかくサポートが手厚く、絶対に挫折させない環境が整っているスクールです。
働きながらの受講でも給付金を受給することができるのも良い点です。
また、唯一転職保障が30代にも適用されるため、30代で受講を考えるのであればテックキャンプが良いのではないでしょうか。
転職サポート面でも優秀で、転職先の企業の質も高いのでサポートで選ぶのであればテックキャンプでしょう。
ディープロ

ディープロ(旧名:DIVE INTO CODE)にはチーム開発があり、実践的な力をつけることができます。
それもそのはず、ディープロの学習時間は700時間と他のスクールと比較しても数百時間多く、それだけスキルの付きやすいスクールになっています。
ディープロの他のスクールと違う点は、ゴールが実践力を付けて就職後にエンジニアとして活躍することになっている点。
とにかく短期間でITエンジニアになることを目的としているスクールもあるのですが、そういったスクールだとエンジニアになった後での離職率が高かったり、エンジニア派遣会社に就職してコードを全く書かなくてもエンジニアとして転職したとみなされてしまいます。
ディープロでは転職よりもスキル重視になっているので、キツイとはいえ皆さんが想像するエンジニア像に近い姿を目指すことができます。
受講者の年齢制限がなく、何歳でも受講することができます。
他のスクールでは『転職できなければ全額返金の保証がある代わりに、20代しか受講できない』という所が多いので、30代や40代の方にはオススメです。
ディープロの主な就職先は以下の通り。

卒業生は実務歴2-3年が必要とされる求人票で内定を得ていると書かれている通り、レベルの高い企業への就職が可能になっています。
楽天やマネーフォワード、チームラボなど、名の知れた企業への就職実績もあります。
内定が出た際の平均年収は450万程度とのこと。
卒業生インタビューもいくつか載っているので、それを読むとよりイメージしやすいかと思います!
公式サイト | https://diveintocode.jp/ |
受講料金・期間 | 【4ヵ月短期集中コース】 定価797,800円(税込)/4ヵ月 給付金適用で344,340円(税込)/4ヵ月 |
働きながらの受講 | 不可 |
受講形式 | 完全オンライン |
講師 | ディープロにて採用した内部の講師 |
カリキュラム | 入門Term、基礎Term、就職Termからなる アウトプット重視のカリキュラム |
学習サポート | ・チャットやビデオ通話+画面共有でメンターに無制限で質問可能 ・チーム開発があり、実力が付く |
ディープロはとにかくスキル重視のスクールになっています。
就職後にスキルが足りずに苦労するくらいなら、スクールの時点で苦労して学んでおきたい・・・という人にオススメです。
公式サイトにも掲載されている卒業生の制作物はどれもレベルが高く、スキル重視のスクールであることが分かるかなと思います!
TECH I.S.(テックアイエス)
テックアイエスでは、質問回答は5分以内と明記されています。
他のスクールだと24時間以内という事が多く、早いところでも10分~30分ほどかかってしまうケースもあります。
30分以内でも早いと思われがちですが、分からないところがあると先に進めない状態になってしまうので、すぐに教えてもらえる方が断然やりやすいです。
無料体験もあり、そこでテックアイエスの分かりやすさも判断できると思います。

チーム開発経験を積みつつ、就職後に『多くの人と1つのものを作り上げる』というハードルを低くすることが出来ます。
個人だとどうしてもここの練習が出来ず、就職後に苦労するのですが、チーム開発経験を積むことでかなり楽にこなせるようになります。
テックアイエスでの転職希望者の転職率は93%と高めで、主な転職先企業は以下の通り。

他のスクールと比較して、地方での就職に強いです。
テックアイエスでは、地方からエンジニアを輩出するのを理念として掲げているという事もあって、教室も地方にあります。
そのためもしプログラミングスクールを利用して地方で就職・転職をしたいのであれば、テックアイエス一択となります。
他のスクールの就職先は基本首都圏になります。
これは学習言語がRubyで、求人が首都圏に多いためです。
(テックアイエスはPHPを学ぶので、全国に求人がある)
関連記事テックアイエス(TECH I.S.)の長期PROスキルコースの評判を徹底解説
公式サイト | https://techis.jp/ |
受講料金・期間 | 【長期PROスキルコース】 定価686,400円(税込)/6ヵ月 給付金適用で205,920円(税込)/6ヵ月 【データサイエンティストコース】 定価987,800円(税込)/6ヵ月 給付金適用で427,800円(税込)/6ヵ月 |
働きながらの受講 | 可能 |
受講形式 | オンライン、オフライン(愛媛、広島、名古屋、島根に教室アリ) |
講師 | テックアイエスにて採用した内部の講師 |
カリキュラム | 基礎、応用、チーム開発の後に自主製作をする アウトプット重視のカリキュラム |
学習サポート | ・質問は5分以内に回答 ・チーム開発があり、実力が付く |
テックアカデミー
テックアカデミーでは、通過率10%の選考に合格した現役のエンジニアが週に2回メンタリングを実施してくれます。
ここで質問をするだけでなく、ペアプログラミングをすることも可能。
ペアプログラミングでは、講師の方と話しつつ、プログラムを書いて教材を進めていくという事も出来ます。
メンタリング以外にも、チャットサポートは15時~23時までと長く、返信も速いという評判も多くあります。
テックアカデミーのエンジニア転職保証コースでは、求人数の多いJavaを学習することができます。
そのため全国どこでも働くことができますし、1000社以上の求人を紹介してもらえます。
もちろんキャリアアドバイザーの方と話をして、あなたに合った求人のみが紹介されるのも特徴です。
ただ、公式サイトには転職に関わる実績が掲載されていないため、(他スクールと比べて)転職先の質にはあまり期待できないかもしれません。
この辺りは無料カウンセリングで聞いてみるのが良いでしょう。
テックアカデミーはコース数が多く、エンジニア転職保証コース以外にも、AIコースやデータサイエンティストコースも第四次産業革命スキル習得講座として認定されています。
学びたい内容を1つに絞って集中して学ぶことができるのもメリットで、働きながらでも学べますし、非常に学びやすいスクールです。
公式サイト | https://techacademy.jp/![]() |
受講料金・期間 | 【エンジニア転職保証コース】 定価437,800円(税込)/16週間 給付金適用で131,340円(税込)/16週間 【AIコースやデータサイエンティストコースなど】 8週間プラン~選択可能で、期間により料金は異なる。(詳細は表の下に掲載) 給付金適用で最大70%支給される。 |
働きながらの受講 | 可能 |
受講形式 | 完全オンライン |
講師 | 通過率10%の選考に合格した 現役のエンジニア(実務経験3年以上) |
カリキュラム | アップデートが繰り返された分かりやすいカリキュラム内容 |
学習サポート | ・現役エンジニアによる週2回以上のメンタリング ・毎日15~23時の質問対応 |

これで選べる!失敗しないプログラミングスクールの選び方

5つプログラミングスクールを見てきましたが、正直『違いが分からん』『1つに絞れない』という方も多いと思います。
そこで、失敗しないプログラミングスクールの選び方を紹介します。
まずは学ぶプログラミング言語を決める
- DMM WEBCAMP、テックキャンプ、ディープロの3社はRuby
- TECH I.S.はPHP
- テックアカデミーはJava
という形になっています。
言語で学習内容はもちろん、求人数や働ける環境が大きく違ってきます。
ざっと特徴は以下の通り。
いずれも転職目的のスクールなので、特に求人数や働く環境面で考えるのがおすすめかと。(言語ごとに難易度に大きな違いはありません)
サポート内容をじっくり比較検討する
サポート内容はスクールによってまちまちですが、中でも重視すべきは以下の内容です。
- 転職実績
- 学習時間(身に付くスキルと比例する)
- チーム開発の有無
- 学習環境(挫折せずにやり遂げられそうか)
転職成功率や転職保証などもありますが、正直どこも同じですし、転職保障を使う方(条件に当てはまった方)はごくわずか。
それよりも、身に付くスキルや転職実績を重視して選ぶのが良いでしょう。

上記内容を重視すると、以下の選択になるかなと思います!
- 現在離職中 or 退職予定:DMM WEBCAMP
- 働きながら受講予定:テックキャンプ
最後は無料カウンセリングで雰囲気などを最終確認!
プログラミングスクールがある程度絞れたら、最終確認として無料カウンセリングで雰囲気を確認しつつ、疑問点を解消しましょう!
申し込みは1分で終わりますし、時間になったらオンラインでZoomなどで会話するだけ。簡単です。
本記事で紹介しているスクールはどこも国からの認定を受けていて良質なスクールばかりで、無料カウンセリング自体の評判もいいところばかり。
無料カウンセリングでは強い勧誘を受けることもなく親身になって話を聞いていただけるので、2社で迷っているのであれば両方のスクールの無料カウンセリングに参加するというのもいいでしょう。

どの無料カウンセリングもオンラインでできるので、働きながらでも問題なしです!
問題なさそうであれば、無料カウンセリングにて給付金の申請手続きについての詳細を聞くのが最も分かりやすいですし、とんとん拍子で進みます。
なお、参考として第四次産業革命スキル習得講座を簡単に申請手続きする方法も紹介しています。
第四次産業革命スキル習得講座はこれからの自分への投資

第四次産業革命スキル習得講座【Reスキル講座】はこれから専門的なスキルを活かして活躍したい人にオススメです。
スキルアップをして学びなおしをしたい、今後も需要が続く業界で働きたい、時代の流れに沿った働き方をしたいなど興味がある人は本制度を活用して受講してみるのがいいでしょう。
IT系は平均収入も高く、今後取って代わられることがないと言われている業種です。
プログラミングスクール費用は今後の自分への投資として成り立つでしょう。
今回紹介したプログラミングスクールはいずれも人気で、値上がりする可能性もあります。
また、スクール側も国からの許可を得て給付金の支給ができる講座を設けています。
そのためスクールが審査に漏れると急に最大70%OFFが出来なくなる場合がありあますので早めの利用をおすすめします。

IT業界は若い方が圧倒的に転職しやすいので、思い立ったらすぐに行動することが成功の秘訣です。
最後に、AIやクラウド、IoTなど他の第四次産業革命スキル習得講座の一覧が見られるページを紹介しておきます。
今回紹介したスクールはどこも自信をもってオススメできるスクールばかり。
受講したい・給付金について聞きたい場合はまずは無料カウンセリングからになりますので、是非参加してみてください。