プログラミングスクールはどこも高額になっています。
そのため、プログラミングスクールでの失敗談を参考にして選ぶと満足のいくスクール選びができるようになります。
そこで今回の記事では、7人の方からプログラミングスクールでの失敗談を集めてみました。
クラウドワークスにて実際にスクールを受講した上での失敗談を集めたのでリアルな声になっています。
本記事を読んでスクールの選び方や今の選択で本当にいいのか?を検討してもらえたらと思います。
また、失敗談を元にしたオススメスクールも紹介していますので是非参考にしてみてください。
この記事の目次
プログラミングスクールの失敗談!7人に聞いた体験談をまとめました
失敗談は様々ですが、いずれもありがちな失敗が多いので参考にしてみてください。

正直、どの失敗談についても事前または受講中に対策ができそうだなと思っています。
失敗談1:副業目的でプログラミングスクールに通ったが案件獲得ができず失敗
まずは副業目的でプログラミングスクールを受講した人の失敗談から。

プログラミングでの副業を始めるために受講料で14万円ほど支払いましたが、プログラミングの基礎的なことしか学ぶことができなかったので稼ぐことができませんでした。
せっかく自己投資をしたのに、稼げないと気づきショックを受けました。
失敗しないためには、作品制作や案件獲得までサポートして頂けるスクールにしておくべきです。
プログラミングスクールに通うこと自体は、学習する習慣がついたのでとても良いですし、わからないことを質問したりすることができるのは、スクールの強みなのは確かです。
今プログラミングスクールを受講するのであれば、メンターの方に作品制作や案件獲得までサポートしてもらえるスクールにします。
どの目的でもそうなのですが、必ず『アウトプット重視のカリキュラムか』というのは確認しておくべきです。
プログラミングは資格勉強のような暗記型ではなく、スポーツや音楽と似ていてアウトプットしつつ学習していくもの。

そのため必ず学習したことを作品として出せるようなスクールにすべきです。
副業で案件獲得まで考えているのであれば、テックアカデミーのはじめての副業コースが最初の案件獲得保証が付いているので安心です。
参考【テックアカデミー】はじめての副業コースで稼げるようになる?口コミや評判を解説
失敗談2:スケジュール管理ができなくて学習しきれず失敗

自身のブログサイトやWebサイトの制作や、WordPressのサイト制作案件を受けたいと思いテックアカデミーを受講しました。
しかし、実際の講義内容を学ぶための時間を十分にとることが出来ず、期間内に全ての講座を終わらせることが出来ませんでした。
テックアカデミーではメンターのサポートが主体的に予約しなければ受けることができず、受け身ではサポートを柔然に受けることが出来ないため、講座が遅れている相談もできず中途半端で終わってしまいました。
結果的にプログラミングに対する熱意は2年ほどで冷めてしまい、プログラマーを諦めてしまいました。
プログラミングスクールに通う場合には、自身のスケジュール管理が絶対に必要で、事前にどのように勉強をしていくか予定を立ててから契約する必要があると感じます。
プログラミングスクールは段々と難易度も高くなってくるので最初から急ぎ目でカリキュラムをこなす必要があります。
メンターとの会話でスケジュール管理はある程度してもらえるものの、受講前にどれくらい時間が取れるのかといった部分は確認すべきです。

テックアカデミーでは受講期間を選択できるので、本当にその期間で大丈夫か?というのは一度考えた方が良さそうですね。
失敗談3:プログラミングスクール卒業後、転職が結局できずに失敗
続いて、転職目的でスクールに通ったものの失敗した人の体験談です。

プログラミングスクールに転職目的で受講したにも関わらず、転職が出来ませんでした。
そもそもエンジニアという業種自体、そこまで未経験者に対して門戸が開かれていないということに気づいたのは転職活動を開始してからでした。
プログラミングスクール自体はすごく楽しく、プログラミングのノウハウを一から懇切丁寧教えてもらえました。プログラミングスキルがみるみる上達していき、知識も日に日に増していることを感じることができました。
ただ、せっかくスキルを得たにも関わらず年齢や未経験の理由から転職できなかったので認識が甘かったなと思いました。
転職目的でプログラミングスクールに通うのであれば、必ず実績を確認して選ぶようにしましょう。
例えばDMM WEBCAMPエンジニア転職では転職成功率が98%という高い実績があります。
所定の学習を終えた方について、転職が成功した方は98%となっているのですが、挫折者もほとんどいないと運営から話を聞きました。
参考DMM WEBCAMPで転職失敗する原因はこれ【数字に騙されないこと】
また、多くの転職向けスクールは転職に失敗した場合でも全額返金保証が付いているところが多くあります。
そのためそういった制度を利用してできる限りリスクを低くできるスクールを選ぶのがオススメです。
失敗談4:希望でないSESへの転職になってしまった

転職先が少なく、SESへの転職を進められた。
スクールのキャリアアドバイザーの方からは「一旦SESでスキルアップして、また受託開発や自社開発に転職すればいい」と言われたものの、転職先のSESでの業務内容は受託開発や自社開発に転職するにあたり使いづらいスキルでした。
SESで使うスキルをそのまま活かせるわけではないので、それを加味した上でどの業務形態の会社に転職したいのかよく考えるべきでした。
当然自社開発企業への転職に強いスクールもあるので、実績を見てスクールを選べばよかったと思っています。
自社開発企業や受託開発企業を希望するのであれば、最初からそういった求人の少ないスクールを選ぶのがオススメです。
SESも求人として含まれているスクールでは、大体3割~4割くらいの方がSESへの転職を決めているイメージです。

もちろん優良なスクールが選別した会社なので一概に悪いとは言えませんが、希望があるのであればよく考えた方がいいでしょう。
オススメのスクールとしてはポテパンキャンプになります。
ポテパンキャンプはSES・派遣の業務形態の企業を一切紹介していないため、本失敗談のような状況にはなりません。
ちなみに、SESってどうなの?に関しては、以下の記事が参考になるかと思います。
失敗談5:プログラミングスクールの学習コース選びで失敗した

SwiftUIというプラットフォームを使用する講座のみ提供されているスクールを受講しました。
SwiftUIは現時点で発展途上のもので難易度が高く、現役のswiftのプログラマでも難儀するものであるのを知ったのは受講後でした。
どうしてもiOSの開発がしたかった訳ではないので、本当に何がしたいのかを考えてからスクール選びをする必要があったと思ってます。
プログラミングスクールに通うこと自体は大切だと思います。特に初学者はプログラミング学習の進め方のコツを教えてもらえるのはいいと思います。
私が失敗したのは習うコースを間違えたという部分なので、何の言語をやりたいかを見極める大切さが必要だと思います。
プログラミングスクール自体は良かったものの、学習するコースで失敗したパターンもありました。
多くのスクールでは以下の言語を学習することになっています。
- Web制作関連の言語やツール(HTML、CSS、Javascript、WordPress、デザインなど)
- Ruby、Ruby on Rails
- PHP
- Java
上記は企業でも良く使われている言語で未経験者でも学習のしやすい難易度のものなので、特に希望がない人はそういった言語を選択するといいでしょう。
失敗談6:プログラミングスクールで実践レベルにまで到達できず失敗

サブスクリプション制のプログラミングスクール(サービス)に登録して学習していました。
学習を続けていて気付いたのですが、教養レベルにはいいかもしれませんが実践できるほどではないなと思いました。
結局その後自分の力で学習をしようと思っても学んだことを活かせず、環境構築の時点で挫折してしまいました。
参考書などを使って基礎の基礎から丁寧に勉強していたらもう少し継続できたのかなと思います。
最近またプログラミングを学ぶ意欲が湧いてきたので、今度はしっかりとしたプログラミングスクールの入会を検討したいと考えています。
プログラミングをこれから学ぼうと思う人にとって価格が安いサブスクリプション型のサービスを使うのはオススメなのですが、レベル感が低いところもあります。
初学者向けのスクールは『初学者向け』と割り切って、ある程度学んだら次のフェーズに移行した方がいいでしょう。
なお、おすすめのサブスク型のスクールは侍テラコヤになります。(月額4,480円(税込))
環境構築から学べますし、質問対応・ビデオ通話でのレッスンもあるので転職目的でない限りは本当にオススメです。
参考【侍テラコヤの評判】実際に受講したのでレビュー【現状最強のサブスク型スクール】
失敗談7:そもそもPCスキル不足で失敗
最後にちょっと他の方とは違う失敗談も掲載しておきます。

インテリア、住宅関連の仕事をしているときでも製図を描く時にCADが使えず出来る人に任せていたくらい昔から相当な機械音痴です。
義務教育の学校でも授業が無かったので人生のうちで1度はWEB関連の技術をマスターしたいと思い、教養目的で通い始めたのですが、全く授業についていけません。
まず先生が使っているワードが分からないので操作云々の問題ではありませんでした。一回一回ワードを調べてそれから操作に取り掛かる頃には次に進んでいました。
それでも続けていれば少しはマスター出来るようになると思っていましたが、無理でした。
アレルギーなのか、とても飲み込みが悪いのです。
講師も出来ない人に教えると言うよりは成長できそうな人に合わせます。
学校の勉強はある程度は出来たのですが、プログラミングはある程度基礎が出来ている人が学ぶものだと思い知りました。
他の受講者の方は、より具体的な質問をしていました。
やはり向き不向きがあるのか、興味がある人はどんどんマスターしていき、仕事にも結びつきそうでした。
教養目的で受講された方の失敗談なのですが、そもそもPCスキル不足の方は受講を深く考えた方が良さそうです。
PCスキルに不安がある方や、いわゆる論理的思考能力に不安がある方についてもまずは格安で学習できるサービスを使うのがオススメです。
参考【使い倒せ】無料で練習できるプログラミング学習サイトでかなり学べる件
ここでプログラミングを実際に体験して『いける』と思ったら実際に受講するのがいいでしょう。
プログラミングスクール選びで失敗しないためにやっておくべきこと

プログラミングスクールで失敗しないためには、以下の3点について前もってやっておくべきです。
なお、プログラミングスクールの選び方については『【完全未経験OK】プログラミングスクールの選び方!自分にあったスクールを選ぼう』の記事でも解説しています。
- 目的を明確にしておく
- 狙っているレベルのスキルが身に付くか確認する
- 無料体験や無料カウンセリングを受けて求めるものと差がないか確認する
詳細を1つずつ見ていきます!
目的を明確にしておく
大前提として、なんのために受講するのかを明確にしておきましょう。
これを決めておけばコース選びで失敗することもそうなくなりますし、スクール受講中にどれくらい学ぶべきかも分かってくると思います。
どのプログラミングスクールでも『転職向け』『就職向け』『副業向け』など決まっているものなので、それを間違えないように注意しましょう。

良くあるのは就職向けと副業向けを間違えて、スキルは身に付いたけど就活で活かせるか微妙・・・みたいなケースです。
こちらは目的別にスクールランキングを作成した記事がありますので、そちらで優良なスクールをご確認ください。
狙っているレベルのスキルが身に付くか確認
狙っているレベルに到達できるか見分けるための方法は主に以下の通り。
転職向け:転職サポートがある or 卒業生の転職実績を見る
副業向け:副業支援がある or 卒業生が案件獲得が出来たという報告がいくつもある
就職向け:オリジナルのサービス開発など、なにか作品を作れる
上記を満たしておけば大抵の場合狙っているレベルのスキルが身に付くことが分かりますので参考にしてみてください。
無料体験や無料カウンセリングなどで求めているものと差がないか確認
どのスクールでも、大抵無料体験や無料カウンセリングがあります。
無料カウンセリングで実際に授業を体験することはできないものの、雰囲気だったり受講後どうなれるか?をイメージしやすくなります。
プログラミングスクールの検討のために複数のスクールの無料カウンセリングを受ける人も多いくらい。

どこも強く勧誘されることはないので安心です!
強めに勧誘されたところは逆に辞めた方がいいかもしれませんね…。
目的別にスクールランキングを作成した記事にて無料体験や無料カウンセリングについてもまとめていますので、参考にしてみてください!
プログラミングスクールの失敗談を活かして良いスクールを選択しよう
今回紹介したプログラミングスクールの失敗談は以下の通り。
- 副業目的だったが案件獲得できなかった
- スケジュール管理ができなかった
- 転職ができなかった
- 希望ではない、SESへの転職になってしまった
- 学習コース選びで失敗した
- 実践レベルにまで到達できなかった
- そもそもPCスキル不足だった
いずれにしても、事前に対策できるものがほとんどになっています。
本記事の失敗談を活かして良いスクールを選択できれば嬉しいです。
