プログラミングスクールを受講したのに、結局就職できなかった・・・という事になったら嫌ですよね。
正直、ブラック企業であれば完全未経験であっても就職可能ですが、優良企業を目指している人からすれば『結局就職できなかった』という事も起こりえます。
今回の記事では、プログラミングスクール卒業後に優良企業に就職できるのか?について解説していきます。
結論ですが、プログラミングスクールに通っても就職できないこともあります。
ただ、プログラミングスクール選びをしっかりすれば成功率をかなり高めることができます。
記事の前半ではプログラミングスクールに通っても就職できないこともある理由、後半では就職に強いスクールについて書いていきます。
この記事の目次
【結論】プログラミングスクールに通っても就職できないこともある
プログラミングスクールに通っても就職できないことがある理由は主に以下の3つです。
- 獲得できるスキルが微妙なスクール・コースを選んだから
- 就職支援が不十分なスクールを選んだから
- 卒業後の努力を怠ったから

それぞれ解説していきます!
獲得できるスキルが微妙なスクール・コースを選んだから
そもそもスクール選びやコース選びでミスっているとかなり就職は厳しいです。
就職目的の場合、以下の条件を参考にしつつ決めていきましょう。
- 実績のある大手スクール化
- カリキュラムは充実しているか
- 学習言語と目指している方向に差異はないか
一番最後についてですが、例えばRubyを学習した場合、就職先は主に東京になってしまいます。
地方で就職を考えているのに、Rubyを学習した場合は完全にミスマッチになってしまうので気を付ける必要があります。
また、Web制作スキルを学習するのではなくWeb開発のスキルを学習できるスクールを選んだ方が就職先には困らない可能性が高いです。
就職支援が不十分なスクールを選んだから
就職支援をしてくれるプログラミングスクールは意外と少ないです。
学んで終わり!というスクールは多いです。
そのため以下の基準でプログラミングスクールを選ぶといいでしょう。
- 新卒からの就職を目指す場合:現役エンジニアから教えてもらえて、現場のことや仕事のことも聞けるスクール
- 未経験からの転職を目指す場合:キャリアアドバイザーがいて、転職先企業の実績がいいスクール
結局どのスクールがおすすめか?についてですが、本サイトでは『新卒での就職・転職・副業』それぞれの人に向けてランキングを作成しています。
以下の記事からご確認ください。
参考プログラミングスクールの10社比較ランキング【転職、副業、就職の3つの目的別】
卒業後の努力を怠ったから
そもそも途中でスクールを辞めた場合就職できないのは当たり前ですが、卒業後に努力を怠ると就職できない可能性は高いです。
プログラミングスクールは短期間で一気に学習を重ねるため、どうしてもやってきたことがあやふやになります。
例えるなら、教習所を卒業しても車を乗りこなせないのと同じ感じ。
卒業後も自分の力でなにか作ってみることで評価されることは多いので、卒業後も努力をすること前提で受講するべきです。

色々なスクールの卒業生にインタビューをしてきましたが、全員カリキュラム終了後に努力を重ねてそれぞれの目標を達成していました。
関連プログラミングスクール卒業生は使えない【卒業後も努力必須】
どんな人がプログラミングスクールから就職をしているのか?

プログラミングスクール卒でも就職できているのは以下のような人になります。
- 実績・ポートフォリオの質が高い人
- チーム開発経験など、未経験としてはレアな経験がある
- ポテンシャルや前職での経験を活かしている
それぞれ見ていきましょう!
実績・ポートフォリオの質が高い人
技術力を示す『ポートフォリオ』の質が高ければ内定をもらいやすいです。
プログラミングスクールにて作成するポートフォリオは1つですが、卒業後や転職活動中に追加で作成するのがオススメです。

テックキャンプの卒業生の方は、転職活動中に2つポートフォリオ用にサービス開発をしたと言っていました。
チーム開発経験など、レアな経験をしている
プログラミングスクールを受講するのは大半が未経験者ですが、そこでの経験が濃いと内定はもらいやすいです。
例えばチーム開発が学習できるDMM WEBCAMP エンジニア転職など、他スクールではできない経験を積めると評価されやすいです。

新卒からの就職向けのスクールではこういった経験が積めるところはありませんので、インターンなどの経験を活かすことになりそうです!
ポテンシャルや前職での経験を活かしている
就職・転職において技術力だけを前面に押し出してアピールするのはあまり有効ではありません。
結局数年目の現役のエンジニアとは肩を並べられない技術力ですし、その程度の技術力の人は他にも沢山います。
そのため前職での専門性を役立てたり、大学生であればポテンシャルを混ぜつつアピールする方が有効です。
就職するためにはなにをプログラミングスクールで重視すればいいのか?

プログラミングスクールを受講後に就職・転職を考えるのであれば、重視すべき点がいくつかあります。
オリジナリティのあるポートフォリオを作成できるか?
前章でも言いましたが、ポートフォリオの質が高いほど内定はもらいやすいです。
そのため、プログラミングスクールでは『オリジナリティのあるポートフォリオを作れる』所を選ぶのがオススメ。
ポートフォリオの作成のカリキュラムがなかったり、何を作るかが最初から決まっていたりするところは避けましょう。
最初から作るものが決まっているスクールだと、採用者から見ると「あのスクールか」とすぐにわかってしまいます。
デメリットでしかないので避けるのがいいでしょう。
maipyon
どのレベルの企業に就職しているか?
各スクールの公式サイトに掲載されている場合もありますが、ない場合は無料体験などで聞いてみるのがいいでしょう。
- どんな企業に就職している人が多いのか
- どんな企業を目指している人が多いのか
- あなたが目指している企業先に就職した人はいるか
大手のスクールであれば受講者も多く、就職先のレベル感も確認できます。

自分の目指しているレベル感と一致するかを確認するといいでしょう!
就職に強いプログラミングスクール3選
就職に強いプログラミングスクールを3つ紹介します。
目指す方向性や価格で検討するといいでしょう。
テックアカデミー【最終課題でポートフォリオ作成できるのが強み】

新卒での就職を考えるのであれば、テックアカデミーが一番オススメです。
コース数が他スクールと比べてダントツで多く、自分の興味関心やなりたい方向性に即してコース決めできることがまず大きなポイントです。
どのコースでも最後に自力でアイデアを出して自作のシステムやホームページを作成できますし、メンター制度で二人三脚で理解も深まります。
なにより、大学生でも出しやすい価格帯というのが良いところ。
40万円以上するスクールが多い中、テックアカデミーは学割が使えて196,900円(税込)/8週間です。
お金がない人でも、長期休暇でバイトを頑張れば全然通えるレベルの金額なのではないかと。
メンターに就活に関して質問できますし、なにより受講生の多さから蓄積されたデータや知見もかなり役立ちます。
受講生人数No.1ということもありますし、安心感はダントツで1位でしょう。
当サイトでは、実際にテックアカデミーを受講後に自社開発企業に就職できた方をインタビューしてレビューを詳しく書いています。
詳細は『テックアカデミーのフロントエンドコースを文系大学生が受講した感想や評判』の記事を参考にしてみてください!
実際にどのコースを受講したのか?についても触れていますので、参考になることは多いと思います。
デイトラ【コスパ最高の実践的なカリキュラムが人気】

デイトラは価格が安く、99,800円(税込)で受講することができます。
カリキュラム内容は3ヵ月の内容になっていますが、サポート期間は1年間とどのスクールよりも長く、コスパは抜群。
WebデザインやWeb制作のコースが人気なので、『Web制作会社で働きたい』『Webデザイナーとして働きたい』という人に特にピッタリ。
- 実践的な動画教材で学習
- チャット形式での質問対応(1年間)
- 業界の最先端を学べる勉強会に無料で参加可能
コミュニティも盛り上がっていて、学習仲間ができるという利点もありますね。
ポートフォリオ制作に関してはオリジナルのものを作るカリキュラムはないものの、十分なレベルの制作物をいくつか作ることができます。
デイトラを通してWeb制作やWebデザインを実践的に学んで、それを活かしてポートフォリオを作成すれば就活で評価されること間違いなしです。
詳細は『デイトラの評判は悪い?コスパ最強のスクール間違いなし【運営者インタビュー】』の記事を参考にしてみてください!
DMM WEBCAMPエンジニア転職【高い転職率と離職率の低さが強み】

転職を考えるのであればDMM WEBCAMPエンジニア転職が一番オススメです。
転職成功率は98%と高く、さらに離職率も2%と低くなっています。
実績でスクールを選ぶのであれば、DMM WEBCAMPで間違いないでしょう。
カリキュラムについてもチーム開発があり、転職してもついていけないという事も起きづらくオススメです。
キャリアアドバイザーがいるので価格が高いのが気になりますが、条件次第では給付金を使用して最大56万円をキャッシュバックできます。
DMMならではの名の知れたホワイト企業への転職実績も多いので、是非検討してみてください。
詳細は『DMM WEBCAMP エンジニア転職の口コミ・評判は?【長期目線で考えると最高】』の記事にてご確認ください!
プログラミングスクール卒業後に就職するために大切なこと
まとめですが、プログラミングスクール卒業後に就職するために大切なことは以下の通り。
- 就職を見据えたスキルを獲得できるスクールを選択する
- 就職支援が充実しているスクールを選ぶ
- スクール卒業後も努力を続ける
スクール卒業後にも努力を続けて、オリジナリティのあるポートフォリオの作成をすることが大事になってきます。

面接などでアピールできるとどのくらいのスキルがあるか?が一目瞭然ですし、面白いアイデアだと記憶にも残りやすく、評価されやすいです!
プログラミングスクールに通っても就職できないことはあり得ますが、それは選択するスキルや努力を怠った場合の話。
ほとんどの場合、プログラミングスクール選びを失敗しない限り就職や転職に失敗することはありません。
気を抜かずにやり抜くと必ずいい結果はでますので、安心してスクールを受講して問題ありません!