テックキャンプを卒業しても就職・転職できないことがあるの?
これから受けたいと思っているけど、そこは重要なので確認しておきたいです。
エンジニア転職をしようと思った時に、スクール候補として外せないのがテックキャンプ。
テックキャンプを卒業して就職・転職を絶対にしたい人にとって、失敗する可能性はできる限り無くしておきたいもの。
本記事では、テックキャンプで就職できないときの対処法を徹底的に解説していきます。
本記事は実際にテックキャンプの転職コースを受講後、エンジニアとして就職した20代後半の方に話を聞いて執筆しています。
周りの生徒の状況など、リアルな経験を元に書いていきます。
テックキャンプは転職できない?噂の実態は?
テックキャンプはなにかとネガティブな検索が多く、検索候補も以下の通り。
これには理由があり、主に以下の3つが影響しています。
- テックキャンプの転職成功率99%と印象操作されている
- テックキャンプ卒業生の悪評をSNSで耳にする
- 実際にテックキャンプに通ったが転職しなかった人がいる
1つずつ見ていきましょう!
テックキャンプの転職成功率99%と印象操作されている
テックキャンプの転職成功率は99%と書かれていますが、実は母数は厳しい条件で絞られています。
『所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合』と書かれているように、そもそもカリキュラム途中で挫折した人は入っていません。
何も考えずに見ると『99%の確率で転職に成功して、年収も上がる可能性がある!?』ととらえてしまうのですが、全然そんなことはないので注意が必要です。
裏を返せば、カリキュラムを真面目にこなして、転職活動にも意欲があればほぼ全員転職できるという事。
頑張ったけど全く転職できないということはありません!
テックキャンプ卒業生の悪評をSNSで耳にする
テックキャンプ卒業生は採用しない旨の悪評は時々SNSで見かけます。
例えば以下の通り。
上記のように、転職活動でやると絶対NGなことをしているのが大きな原因です。
- ポートフォリオはアイデアから自作する
- 似通った履歴書にならないよう工夫する
ということを心掛けると特に問題はありません。
インタビューした人も、結局ポートフォリオは3つほど1から作成したそうなので、結局は努力次第なところはありそうです。
なお、現在はポートフォリオは自分で考えて作成するようなカリキュラムになっているため安心です。
実際にテックキャンプに通ったが転職しなかった人がいる
テックキャンプでカリキュラムを全てこなしたにも関わらず転職しないという人もいます。
理由は以下の通り。
「転職できない」ことにはなりますが、ちょっと意味合いは異なってきます。
上記の理由は「ポジティブな撤退」で、「ちゃんとやったのに全然転職できない!!」というような内容ではないです。
テックキャンプで学んだことで転職に関して考えられることは増え、スキルも身に付き、これから先に活かしたいという人がほとんどだったそう。
また、カリキュラムの質がいいので、全員が転職目的で受講するというわけでもなさそうです。
ということでまとめると、
テックキャンプで頑張ったけど転職できなかったという人はほぼいない
ということになります。
テックキャンプを卒業しても転職できない場合はどうなる?
テックキャンプを卒業後、頑張ったけど転職できなかった場合は全額返金されます。
ただし、全額返金保証があるのは20代、30代の人のみなので注意です!
ただし、この全額返金にはいくつか条件があります。
- 期限内にカリキュラムを終わらせている
- 転職活動をきちんとした
- カリキュラム終了後182日間、1社からも内定をもらえていない
上記の条件を全て満たした場合のみ、返金してもらえます。
今回インタビューした卒業生の方は、『もしそのまま転職できなかったら条件に当てはまっていた』とのことです。
真面目に受講していれば難しすぎるということはありませんので、安心です。
テックキャンプを卒業しても転職できないときの対処法
テックキャンプを卒業すると就職支援が始まるのですが、スムーズに内定が決まらない場合もあります。
しかし、以下のポイントに気を付ければ周りの受講生の方も内定をもらえている感じでした。
それぞれ解説していきます!
ポートフォリオはいくつか作成する
インタビューした卒業生の方は、結局ポートフォリオは3つほど作成したようです。
SNSで見かけた悪評の通り、課題で作成したものをポートフォリオに使用するとまず落とされます。
基本的な技術を使用して、目玉機能だけ頑張るという作りでも十分に評価されます。
複雑化せずに、見せたい機能・評価してもらいたい部分だけ注力してバグが出ないことを心掛けるのがオススメ。
時間を多くかけず、面接回数を増やして面接慣れをするのが得策です。
キャリアアドバイザーをフル活用する
テックキャンプではキャリアアドバイザーの方と面接練習ができるのですが、自信がないうちは沢山対応してもらいました。
キャラアドバイザーと聞くと、面接練習や企業の紹介・・・とだけ考えがちですが、実際はもっとありがたい存在でした。
面接で落ちてしまった際も、テックキャンプからの求人の場合はこっそりと落ちた理由について聞くことができました。
どこがダメな部分かをしっかりと聞いて、改善につなげられるのでフル活用がオススメです。
テックキャンプだけでなく他の媒体からも応募する
基本的に実務未経験だと採用されません。
ガンガン落ちるので、とにかく応募することが大切になってきます。
テックキャンプでも推奨されていたのですが、WantedlyやGreenを使って応募している人は多くいました。
テックキャンプからの求人で転職した人と、それ以外の媒体を使って転職できた人は実は半々くらい。
意外と別媒体からの転職も多いので、きちんと別媒体も使用して転職活動をすると確率がアップします。
テックキャンプで転職できない場合も対処法があるので安心【まとめ】
テックキャンプでは、転職できなくてもきちんとカリキュラムをこなして真面目に取り組んでいれば全額返金保証となるため安心です。
また、転職の際も以下の3つに気を付けていれば転職可能。
また、テックキャンプが気になるという人はまずは行動してみることが大切です。
テックキャンプでは最初の14日間のうちにやめる場合にも全額返金されます。
そのため、まずはカウンセリングに行って14日間だけでも様子見から始めてみるというのもオススメです。
ハードルは高かったのですが、受けてみると意外と軽い気持ちで受講してもいいんだなーと感じました。
動き出さないと人生は変わりません。
エンジニアに転職できてよかったと思っているので、少しでも気になる方は無料カウンセリングからどうぞ。