タイピングが全然早くならないから練習しているけど、もっと効率のいいタイピング練習方法はないかな?
タイピングが遅いと何かと不便ですし、手元とPC画面の両方を見る必要があってしんどいですよね。
私自身、タイピング速度に悩んでいました。
練習を重ねてブラインドタッチ(手元を見ずにタイピング)を身につけ、今では不自由なくタイピングできています。
e-typingというサイトでは、最高Cometが出るくらいのスピードですね。
元々平均よりは速かったのですが、どれだけ練習しても頭打ちになった経験があり、どうにか打開しました。
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私はWeb系のエンジニアとして働いていまして、「IT企業に行くならブラインドタッチ必須!」とまでは言いませんが、周りはできる人ばかり。
これからプログラミングを始めようと思っている人も、そうでない人もタイピング速度は重要です。
なお、プログラミング学習の始め方を知りたい人は『【現役エンジニアが解説】初心者向けプログラミングの始め方【0から1へ】』の記事を参考にどうぞ。
この記事の内容は以下の通りです。
- タイピング速度の目安
- タイピング速度が頭打ちしたときの打開方法
- タイピングの練習方法
- プログラミング速度の高速化
この記事を元に練習を重ねれば、1ヵ月あればブラインドタッチができるようになりますので、実践してみて下さい。
人気記事【2022年最新】安い&良質なプログラミングスクールの目的別比較ランキング7選
この記事の目次
速度が頭打ちした私がタイピング速度を上げたコツと練習方法
速度改善の結論ですが、「遅くてもいいから手元を見ずにタイピングができるよう練習」が一番です。
なぜならタイピングが全然早くならない理由が、「ホームポジションが身に付いていない」ことが一番の原因だからです。

A、S、D、Fに左手の指を。
J、K、L、;に右手の指をそれぞれ載せた状態です。
重要なのは、どんな文字を入力してもホームポジションにすぐに戻ってこれるということ。
ホームポジションに指を置いたままキーを打てると、元の位置に手元を見ずに戻ってこれるため、ブラインドタッチが可能になります。
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ブラインドタッチの練習方法
ブラインドタッチを身につけるのであれば、「e-typing」がオススメです。
タイピング練習中に画面を見ただけでどの指でどこのキーを打てばいいか分かるためですね。

あまりにもミスをして分からなくなった場合にのみ手元を見て確認します。
遅くても、とにかく画面だけを見る意識が重要です。
私と同じように、変な癖がついてしまっている人は遅すぎて最初はイライラMaxです。

1か月ほど集中して練習すると元の速度まで戻せました。
私の友人にもこの練習方法をすすめたのですが、1か月くらいの練習で「手元を見ずにAランクに行けるようになった」と言っていました。
ここまでいけば、ブラインドタッチに対しての抵抗も無くなってくるので、普段使いできるようになるはず。
普段使いできるようになれば、経験で段々と速度が上がっていきますので、一か月ほど集中してトレーニングしましょう。
題材によって難易度も変わってくるので、毎週練習するのをおすすめします。
タイピング速度の目安
練習を重ねていく中で、
という人も多いと思います。
タイピング速度は、e-typingでランクAくらいになっていれば、十分不自由ないレベルだと思います。

ブラインドタッチを身につけてAランクが取れるようになると、実際にプログラミングをしていれば段々と速度が上がってきました。
なお、これからプログラミングを始めたいなという人は『【現役エンジニアが解説】初心者向けプログラミングの始め方【0から1へ】』の記事を参考にしてください。
ブラインドタッチは必須か?
気になる部分として、ブラインドタッチじゃなくても、自己流で速い人は十分速くない?という意見もあると思います。
個人的には、自己流のタイピングで速度が頭打ちしたので、ブラインドタッチは必須かなと思っています。
ブラインドタッチができないと、タイピング速度が頭打ちする
私の場合、ブラインドタッチができない時だと、e-typingで限界Sランク、平均Aランクくらいでした。
どれだけ練習しようとも、Sより上に行けませんでした。
ブラインドタッチを身につける前は、周りの学生よりも速くて自慢できるレベルではあったのですが、手元を見ないと打てませんでした。
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長年染みついた癖を直すのは大変でしたが、数ヵ月練習しブラインドタッチができるようになってブレイクスルーしました。
キーは一気に覚えようとしなくてOK
最初はかなりもどかしいと思いますが、最終的には「体で覚える」という感じになってきます。
楽器の演奏や、スポーツと同じ感覚ですね。
私も1日複数回の練習を毎日繰り返して着実にスピードを伸ばしていきました。
キーボードは好きなものでOK
ちょっと話は変わるのですが、よくある質問で「キーボードは何がいいですか?」と聞かれます。
キーボードを変えれば爆速に・・・なんてことは残念ながら起きませんので、キーボードも好きなものでOKです。
とはいえ、打ちやすさや疲れにくさの面での違いは出てきます。
エンジニアご用達なのはHHKBキーボードですね。
キーボードの中でも最高級品で、スコスコという打鍵感の軽さがあり、やみつきになります。
打鍵感も軽くて全然疲れません。
正直かなり高いので、キーボードにこだわりたいという人にはオススメですね。
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余談はここまで。タイピングの話に戻します。
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タイピング以外にもある作業効率の上げ方
タイピング速度を上げたいという人は『作業効率を上げたい』と思っている人がほとんどでしょう。
作業効率自体を上げるのであれば、タイピング速度以外にも色々な方法があるので紹介します。
作業効率を上げる方法
- ディスプレイなどの設備投資
- 複数のショートカットキーを覚える
- パソコンの設定を見直す
- 記号などもブラインドタッチできるように練習
- テキストエディタを使いこなす
それぞれ解説していきます。
ディスプレイなどの設備投資をする

私のデスク環境
周辺機器に投資をするのも作業効率を上げる方法の一つです。
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マウス、キーボード、イス、モニターなどなど、様々な周辺機器に投資してきましたが、一番効率が上がったのはモニターでした。
デュアルモニタなどで画面を広くしたのは効率が一気に上がったことを実感できました。
Dell社の「デュアルモニタを使って生産性とユーザーの満足度を高める ホワイトペーパー」では以下の効果も上がっています。
- スプレッドシート作業においては、生産性が29%向上
- サンプル文書を精読する作業において17インチのシングルモニタから19インチのデュアルモニタにすることで、1年間の労働時間において、56日分の時間が節約された。
モニターを売っている会社だからこんな大幅な効果があるように見せてるんだろうな、と思ってました。
しかし、「調べつつ作業」や「資料をみつつ作業」という状況になった際に大幅な生産性の向上を感じました。
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モニターの左側で調べつつ右側でプログラミングができる・・・みたいな環境は最高です!
モニターは高額なものもありますが、生産性が向上する=時短にも繋がると考えれば元が取れると思い、購入しました。
効率が滅茶苦茶上がりまして、(超少なく見積もって)毎日10分短縮になったと仮定しても、時給換算したら月収20万円くらいの人なら半年でモニター代金を回収できるという事になってしまいます。
ウルトラワイドモニターなら、デュアルディスプレイより見た目も良いですし、真ん中に境目もないのでオススメです。
複数のショートカットキーを覚える
色々ショートカットキーは存在するのですが、よく使うなというものは必ず覚えましょう。
以下は一例ですが、みんなも良く使うのではないでしょうか。
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ペースト・・・ctrl+v
切り取り・・・ctrl+x
上書き保存・・・ctrl+s
検索・・・ctrl+f
1つ前に戻る・・・ctrl+z
アプリを切り替える・・・alt+tab
ブラウザのショートカットキーも覚えよう
ブラウザは業務で使っていないという人はほぼいないでしょうし、こちらも頻繁に使うので覚えましょう。
この記事では「Chrome」でのショートカットのよく使うであろう例を紹介します!
タブを閉じる・・・ctrl+w
タブ移動(右)・・・ctrl+tab
タブ移動(左)・・・ctrl+shift+tab
タブ移動(指定のタブへ)・・・ctrl+数字キー
リロード・・・ctrl+r
キャッシュを削除してリロード・・・ctrl+shift+r
パソコンの設定を見直す
パソコンの設定を見直すことで、スピードアップにつながる部分があります。
- キー入力受付間隔を短縮
- マウスカーソルスピードを速くする
上記2つはやっておくのがオススメです。
MacだとMacの環境設定(左上のから)にありますし、WindowsでもWindowsボタンを押して「キーボード」とか「マウス」で検索すれば設定項目があります。
「キー入力受付間隔を短縮ってなに?」と思いますが、バックスペースキーなどで一気に削除するときなどに、削除スピードが上昇するまでの時間が短縮されます。
辞書登録もおすすめ
毎回よく使うけれど、長い文字は辞書登録して呼び出せるようにしておくと一気にスピードが上がります。
例えば自分は当サイトでこのサイトのURLをよく打つので、「h」を入力したら変換できるようにしています。
ドキュメントの作成やメール送信が多い人は使えそうですね。

Macの場合もツールバーにある「あ」「A」と書かれたところから「単語登録/辞書編集」をクリックで設定できます。
記号などもブラインドタッチできるようタイピング練習
作業にもよるのですが、例えばプログラミングではよく色々な記号や数字を使います。
「/」「<>」「()」「$」「;」「=>」などなど・・・
これらもブラインドタッチできるようになれば、タイピング速度を底上げすることができます。
これらの記号は、myTypingというサイトで学習するのがオススメです。

myTypingは自分でタイピングの問題文を作れるので、プログラミング関係のタイピングも調べれば出てきます。
良い感じの問題が少なかったので、問題文を作ってみました。
>>Webプログラミングでよく使う文字でタイピング練習(myTyping)
日本語のブラインドタッチができるようになってから挑戦・練習してみてください。
テキストエディタを使いこなす
こちらはプログラミング限定の話になってきますが・・・プログラミングでプログラムを書くのは、テキストエディタ上ですよね。
つまり、そのテキストエディタの操作が早くなると、かなり速度が上がります。
正直私はうまく使いこなせているとはいえませんが、使いこなせている人は「速すぎてなにやってるかわからん」状態です・・・。
私はVimを使っていますが、ショートカットコマンドが複数あり、極めればマウスなしでプログラミングができるようになり、速度が上がります。
maipyon
こだわりが無ければVSCodeで良いでしょう!同じようにショートカットコマンドで爆速プログラミングが可能です!
色々なエディタがあるのですが、追加機能を入れられるものもあるので、活用してみるのも効果ありです。

プログラマによって使っているエディタが異なるので詳細は解説しませんが、テキストエディタを使いこなせるようになると爆速ですね。
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タイピングが全然早くならない!という人は少しずつ上達しよう
タイピングが全然早くならない!と困っている人は、少しずつ上達していくことが大事です。
ブラインドタッチは練習を積まなければ習得できません。
まずは「e-typing」で1か月ほど集中してトレーニングしてみることをおすすめします。
エンジニアになるのであれば、タイピング速度は重要になってくるので、コツコツ練習していきましょう。
なお、これからプログラミングを始めようと思っています!という方は、『【現役エンジニアが解説】初心者向けプログラミングの始め方【0から1へ】』の記事にて、プログラミングの始め方を徹底解説しています。
効率的に学習を進めたいという人はぜひ続きを読んでみてください!
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