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FlexiSpot OC3のレビュー!低価格帯で圧倒的性能のオフィスチェア

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FlexiSpot OC3のレビュー!低価格帯で圧倒的性能のオフィスチェア

リビングでも似合うワークチェアを探していたところ、

  • 低価格
  • メッシュ素材
  • コンパクトなサイズ

の3条件を兼ね備えたFlexiSpotのOC3を発見しました。

ギリ1万円台、セール中にはさらに安くなるという価格ながらも、圧倒的性能のコスパのいいオフィスチェアだと思います。

一方で、「1万円台だし、安かろう悪かろうだよね?」と心配する人も多いと思います。

今回の記事では、10万円オーバーの高級イス(ハーマンミラーのミラ2チェア)を所持している私が、性能差を比較しつつレビュー記事を書いていきます。

FlexiSpot OC3はコンパクトでデザイン性も良い

まずは見た目から紹介。

商品ページではヘッドレストが付いているのですが、これは取ることが可能です。

FlexiSpot OC3はコンパクトでデザイン性も良い
maipyon
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元々ヘッドレストのインパクトで「リビングには似合わない」と候補に挙げていませんでした。
ヘッドレストを外せると聞いて候補入り。

リビングにも似合うコンパクトなイスで、1人暮らしの方にもおすすめできそうです。

パーツはこんな感じ。

FlexiSpot oc3のパーツ

組み立てはパーツが重いこともありなかなか大変だったのですが、2人いれば余裕という感じでした。

1人でも、できないことはないかなと感じました。

maipyon
maipyon

正直一番苦労したのはキャスターはめ込み作業。滅茶苦茶固かった。。

FlexiSpot OC3の座面のサイズ感

座面のサイズ感は以下のような感じ。

FlexiSpot OC3の座面サイズ
横幅50cm

奥行きは52cmですが、それより先に腰部分が出っ張っているので、実質45cmくらい。

この辺りは、リクライニングの感覚によっても多少変わってきそうです。

FlexiSpot OC3のアーム部分を含めた横幅サイズ
アームを含めると65cmくらい

結構コンパクトで、小柄な自分にはピッタリでした。

その他のサイズに関しては、以下のリンクから商品説明を読んでいただけたらと思います。

maipyon
maipyon

置いたときのサイズ感が気になる人はAR機能を使って「部屋に表示」をやってみるのがいいかと。(Amazonアプリ限定)

FlexiSpot OC3に実際に座ってみた感想

FlexiSpot OC3に座った感想は以下の通り。

OC3に座った感想
  • 長時間座っても疲れない
  • 長時間座っても蒸れない
  • ひじ掛けもあって楽

1つずつ詳細を解説していきます。

長時間座っても疲れない

この価格帯では珍しいメッシュ系の座面で、それだけである程度のクッション性が担保されています。

背中側も同じくメッシュで柔らかいですし、腰の部分にランバーサポートがあって長時間座っても疲れません。

FlexiSpot OC3のランバーサポート
ランバーサポートがあるのはデカい

短期間での座り心地なら、マジで高級イスに引けを取らないレベルかなと思います。

同価格帯の他のイスを3、高級イスを10とすると、6~7くらいの座り心地はあります。

長時間座っても蒸れない

私がイスに求める条件の第1位が「座面がメッシュ」であることです。

これだけで、蒸れ知らずでずっと座ってられるんですよね。

肌が弱いこともあって、蒸れると痒くて座ってられなくなります。

クッション系のイスも蒸れが少ない!と謳って売られているものが多いですが、同じ体勢で1時間もいれば流石に蒸れます。

メッシュなら確実に蒸れないことが保証されているようなものなので長時間の座り心地も最高です。

ひじ掛けもあって楽

高さ調節が可能なひじ掛けもあり、PCで動画視聴中とかも楽です。

ひじ掛けの高さ調節も可能
ひじ掛けは意外と使う

1万円台のイスだとそもそもひじ掛けがなかったり、高さが固定だったりします。

「ひじ掛けなんか使うか?」と思っていたのですが、いざ買ってみてかなり頼りにしていました。

動画視聴中に結構頬杖ついてますね…。

FlexiSpot OC3のデメリット

価格帯も安いので、「デメリットも多いのでは?」と思うのも無理はありません。

ここは気になる人も多いので、詳細に書いていきます。

ヘッドレスト取り付け時は、ハンガーも必須

OC3にヘッドレストを取りつけた状態
ヘッドレストを取りつけた状態

ヘッドレストは取り付け・取り外しが自由なのですが、取り付ける場合はハンガー部分は必須になります。

ハンガー部分の下パーツと、ヘッドレストの上パーツで挟み込む形で取り付けるためです。

OC3のヘッドレストのパーツ
ヘッドレストの上パーツと、ハンガーの下パーツで挟み込んで固定

ハンガー部分がダサい!と思う人は多いと思うので、ここは残念。

私はリビングで使うため、常にヘッドレストは外した状態で使います。

作業中は前傾姿勢になるので使わない(届かない)し、イスでゆったりゲームもしないので問題ないです。

後ろに体を預けた体制でゲームしたり、映画を見たりする人はヘッドレストがあったほうが良いと思いますが、私の場合は不要でした。

背もたれの調節が難しい

背もたれのリクライニングは3段階となっています。

ある特定部分で固定されて、そこから数十度くらいしか動かせない状態になります。

ただ、その3段階が個人的には

  • ほぼ直角でちょっと苦しい
  • 腕組して胸を張ったときに丁度いい角度
  • ほぼ寝てるやんという角度

の3段階で、特に最後の角度に至ってはどう使うべきか分からない角度になっているのが残念でした。

写真だと左から順に以下のような感じです。

FlexiSpot OC3のリクライニング

真ん中の角度で使っていますが、作業中は腰部分しか背もたれには当たっていない感じです。

まぁこれはどのイスでもそうなるのですが、1・2段階目の中間くらいがあれば、もっと腰を支えてもらえてたかもという感じ。

フリーモードで、体重をかければ倒れて離せば直角に近づくモードもあります。

かつ、リクライニングの固さもパーツを回すことで調節可能です。

ただ、個人的には一番柔らかい状態にしても背もたれの戻る強さが強く感じます。

これは、現状使っているミラ2がかなり柔らかいためで、単純に慣れの問題なのかもしれません。

maipyon
maipyon

結構悪いこと書きましたが、この価格帯でピッタリ調整はさすがに期待できないですね。
といっても、ピッタリ調整できるイスを目指すと価格が数倍に跳ね上がりますorz

でも同価格帯の他のイスよりは断然高機能に感じます。

高いイスと比較すると調整箇所が少ない

やはり、調整箇所が少なく「もうちょっと〇〇なら!」みたいな箇所はあります。

例えば、ひじ掛けの角度調整ができなかったり、リクライニングがちょっと不自由だったりという感じ。

あと調整箇所が大体全部固い。

とはいえ「高級イスに慣れちゃってるから」という視点のせいでもあります。

イスといったら座面の高さ調整しかできない一般的なオフィスチェア!という人にとっては大満足できるレベルではないかなと。

細かい調整ができなくて減点、といっても大幅減点とかではなく、全体的な総評を考えると「この価格でこの座り心地!?」となります。

FlexiSpot OC3の魅力は圧倒的コスパ

OC3の魅力はなんといっても値段の安さです。

この価格帯で座面がメッシュの時点で買いの一択。

座面がメッシュになっている時点で座り心地は飛躍的にアップします。

「クッション性がー」「すたれるスピードがー」とかの不安要素もなくせるのが大きい点。

maipyon
maipyon

高級イスの方も全てメッシュですが、クッション性の差は特に感じられませんでした。

座面がメッシュなら耐久性の違いや素材の価格の違いはあれど、クッション性なら違いはあまりないかも。

1万円台のイスを選ぶうえで、色々な店舗に行って他の一般的なオフィスチェアに座ってきましたが、長時間座ったときの座り心地は圧倒的に1位ですね。

惜しい部分もあれど、この価格なら仕方ないよねーと言えます。

あと、これ以上の座り心地を目指すなら5万円~の価格に跳ね上がるかなと。

そういう点でも、かなりおすすめできる一品です。

低価格帯のイスを考えているなら大満足できるであろう一品

元々はリビングに似合う小型のチェアで探して、「座り心地なんか考えてたら値段跳ね上がるやん…」と絶望していました。

ちなみに悩んだ過程は以下の記事にて紹介中です。

【1万円台】リビングに合うおしゃれなオフィスチェアを探したら大満足の一品にたどり着いた 【1万円台】リビングに合うおしゃれなオフィスチェアを探したら大満足の一品にたどり着いた リビングに合うおしゃれなオフィスチェアを1万円台で探してみました。Amazonでおしゃれなオフィスチェアは多いですが、すたれるのが早かったりとデメリットが大きいので注意。

クッション系の安いイスだと、すたれる心配も大きいです。

そんな中、OC3は座面がメッシュで人間工学に基づいていてかつコンパクトという全条件を達成してくれました。

イスに高いお金は出せないけど、長時間座るから座り心地にこだわりたい!という人にとっては大満足できるであろう一品です!