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FIFINE AmpliGame H9レビュー。コスパの良い入門向けヘッドセット

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FIFINE AmpliGame H9レビュー。コスパの良い入門向けヘッドセット

fifineのゲーミングヘッドセットはとにかくお手頃価格なのが特徴。

音質もマイクの音質も良いという「とにかくコスパが高い」と評判のヘッドセットです。

ただ、実際にはどんなもんなの?

マイク単品で買った方が音質はいいんじゃないの?

と思われる人もいると思います。

今回の記事ではFIFINE様よりヘッドセットを提供いただいたので、忖度なしで実機レビューしていきます!

maipyon
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同社FIFINEのマイク「A6V」も所持していますので、比較も交えつつ、音質やマイク音質に特化してレビューしていきたいと思います!

FIFINE AmpliGame H9の概要

FIFINE AmpliGame H9の同梱物

早速パッケージを開封するとこんな感じ。

同梱物
  1. ヘッドセット本体
  2. オーディオコントロールパッド
  3. 着脱式全指向性マイク
  4. 説明書

基本的に、ヘッドセット本体とオーディオコントロールパッドを繋げて、ゲームやPCとUSB接続をして使用します。

maipyon
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マイクを使わないのであれば、ヘッドセットと直接3.5mmプラグを接続してヘッドフォンとして使うことは可能です。

概要はこれくらいにして、マイクや音質の詳細レビューをしていきます!

FIFINE AmpliGame H9のマイク音質レビュー

FIFINE AmpliGame H9にマイクを装着

主なマイク音質の特徴としては以下の通り。

  • ノイズもなく、クリアな音声を実現できる
  • ポップガードが付いていないのが難点
  • 口元に近いので注意が必要
  • ミュートボタンもあるので助かる

早速ですが、AmpliGame H9にて録音した音声がコチラ。

価格帯を考えると十分すぎる性能ですね…!

音質としては十分な性能を発揮しているのではないかと思います!

AmpliGame H9はマイク単体商品と比較してどうなのか?

さて、気になるのは「マイク単品と比較してどうなの?」ということです。

同社のFIFINE AmpliGame A6Vというマイクと比較してみました。(こちらの方が1,000円ほど高い)

FIFINE AmpliGame A6Vをレビュー!コスパの良い光るマイク FIFINE AmpliGame A6Vをレビュー!コスパの良い光るマイク

maipyon
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違いを感じるには、イヤホン推奨です。

以下がH9での録音音声。(先ほどと同じ音声内容)

そして以下がA6Vでの録音音声。

正直、どちらも甲乙つけがたいのではないかと思います。

というか、ヘッドセットとして高音質なヘッドフォンもついているH9の方がいいんじゃないかなと思います。

ただ、A6Vについてはポップガードが付いていますので、その点で違いが生まれるかも!と思い、破裂音(パ行)について比較してみました。

Fifine Ampligameの同梱物
マイクの前についているのがポップガード
ポップガードとは?

マイクを使用した収録時に、破裂音や息によるマイクへのノイズを軽減する装置のこと。
ヘッドセットではマイクスポンジが別売されていることもある。

以下がH9での録音音声です。

そして比較用としてA6Vでの録音音声。

どちらも結構強めに発音しましたが、やはりポップガードの違いによりA6Vは柔らかい印象です。

逆に、H9では耳が痛くなる感じがしますね。

通常の会話では問題ないですが、叫び声や激しい喋り方をする方には向いていないかもしれません。

FIFINE AmpliGame H9は口元に近いので注意が必要

また、FIFINE AmpliGame H9はポップガードがない状態ですので、マイクの位置が口や鼻に近すぎる場合は鼻息が入りがちです。

以下の音声の最後にボフッと音が入ってしまっているかと思います。

maipyon
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とはいえこれはわざとやったことなので、通常使用ではマイクの位置を離せば問題なさそうです!

マイクも以下の通り位置調整しやすいですし、通常使用には問題ないでしょう。

FIFINE AmpliGame H9 マイク部分

AmpliGame H9はミュートボタンもあるので助かる

マイクを使用する際に助かるのがミュートボタン。

これがあるとないのでは購入を左右するほどの要因ではないかと思います。

AmpliGame H9には、オーディオコントロールパッドの横にマイクミュートスイッチがあるので安心です。

FIFINE AmpliGame H9のマイクミュートボタン

ヘッドフォン部分のイヤホンジャックの長さが108cm、オーディオコントロールパッドからUSB接続先までが207cmと長いため、TVにゲームを接続してやる方でも安心です。

maipyon
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一方で、PCで使う人にとっては長いと感じると思います。
ヘッドフォンとして使うなら、108cmの部分だけで使えますが…。

FIFINE AmpliGame H9 7.1chサラウンドサウンド

また、オーディオコントロールパッドはマイク音量およびサウンド音量の調整ボタンもついているので、手元でいじれるというのも良いポイントですね。

FIFINE AmpliGame H9のヘッドフォン音質レビュー

FIFINE AmpliGame H9の見た目

次に、ヘッドフォン部分の音質や装着感についても見ていきます。

AmpliGame H9の音質について

5,000円台のヘッドセットでこの音のクオリティは流石といった感じです。

クリアに聞こえますし、どの位置から音が鳴っているかはっきりと分かります。

イヤーパッドの遮音性も素晴らしく、没入感も向上します。

maipyon
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この値段でこの音質 かつ マイクもついているのは流石すぎる…。

7.1chサラウンドサウンドについて

中央の7.1のボタンを押すことで7.1chサラウンドサウンドにすることが出来ます。

FIFINE AmpliGame H9 7.1chサラウンドサウンド
ONにしたら赤く光る
7.1chサラウンドサウンドとは?

7つの異なるスピーカーを使用して、リアルな音楽体験を提供する技術。

ヘッドセットでは7+1つのスピーカーを実際に部屋に配置したと想定して仮想的に表現する場合がほとんどです。

maipyon
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2万、3万越えのヘッドセットでない限りエフェクトです。

メリットとして

  • 臨場感の向上
  • リアルなゲーム体験
  • 方向感覚の向上

などが挙げられます。

使ってみましたが、「臨場感は上がるし没入感も上がるが、方向感覚は鈍った」という感じでした。

使用せずともサラウンドなので、元々ある程度音の方向性は分かりますし、むしろ使わない方が正確に分かると感じました。

しかし、臨場感は上がり、映画館での音質のような周りから響く感じになりました。

そのため、音の方向性を重視するFPS系のゲームで使うよりも、音の方向性を重視しないゲームや映像で使うのがオススメかと。

AmpliGame H9の装着感について

FIFINE AmpliGame H9の装着感としては、「とにかく軽く、疲れない」と感じました。

maipyon
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5時間くらい付けていましたが、特に痛くなることもありませんでした!

重量は以下の通り。

FIFINE AmpliGame H9の重量

300g越えのヘッドセットが多い中で、この重量は素晴らしい。

だからといって、壊れやすそうという印象もありません。

肌に触れる部分もフワフワで密着感が高く、音の臨場感の向上にも一役買っていそうです。

また、ヘッドフォンの位置調整も両側で可能なのも嬉しいポイント。

FIFINE AmpliGame H9を伸ばしきった状態
装着部分の位置を伸ばしきった状態
maipyon
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片側しか伸ばせない商品が結構多くて、なんかズレた感じがして変な感覚がするんですよね。
AmpliGame H9はそんなこともなく、約4cmずつ伸ばせるのでジャストフィットさせやすいです!

FIFINE AmpliGame H9はどんな人に向いてる?【総評】

ということで、まとめると以下の通り。

オススメできる人
  • コスパの良いヘッドセットを探している人
  • オンラインで話しつつゲームをしたい人
  • 長く使用しても疲れないヘッドセットを探している人
オススメできない人
  • Bluetoothでの接続をしたい人
  • マイクの音質クオリティを求めている人(特に叫んだりする人)
  • 音の方向性を重視するガチゲーマー

マイク性能もヘッドフォンの音質も良いにも関わらず、とにかく安いという本当にコスパの良いヘッドセットだと感じました。

他の商品と比べてもかなり軽めで、かつフィット感も良く痛くならない・疲れない構造なのも嬉しいポイント。

その一方で、有線接続のみである点とポップガードが付いていない点は使用者を左右するのではないかと思います。

maipyon
maipyon

実況プレイなど、配信でも使えなくはないですが、ホラーゲームではあまりおすすめできないかも。
とはいえ音割れはしづらいと感じたので、コスパを重視する人はアリ。

FIFINE AmpliGame H9はコスパ抜群のヘッドセット!

デザインもシンプルでゲーミング感は出ていませんが、機能性を重視したい方には向いています。

また、これ1つでプラグ接続もUSB接続もでき、多種多様なデバイスに接続可能なのがいい点です。

音声も音質もプロクオリティがいい!という人には向いていませんが、

  • 安くゲーム体験を向上させたい
  • 音声も音質もそこそこでいいから、両方が平均点以上なヘッドセットが欲しい

というのであれば、間違いなくおすすめでしょう。

質と値段のバランスがとっても良いヘッドセットをお探しの方は是非どうぞ!