最近猫のフンの被害に悩まされていました。
我が家は立地的に家の敷地が猫の通り道になっているようで、格好のターゲットとなっているようです。
毎朝「今日はフンはあるかな…」と確認する日々で、かなりのストレス。
花壇の土を掘り返されて、花に土がかかった日には怒り心頭。
困り果てて色々調べて、効果絶大な猫よけ対策にようやく辿り着きました。
結論から言うと以下の商品。
本記事では猫対策として試したことや、上記商品の威力など、個人ブログ的な目線で書いていきます。
早速結論!我が家で効果絶大だった猫よけ対策はこれ
冒頭でも書いたように、一番効果があったのは猫まわれ右びっくりスプレー。
猫回れ右びっくりスプレーは、センサーに猫が反応したら「ピー」と音が鳴って、その後プシューッとガスを噴射します。
ガスといっても、植物や動物には無害なLPガスなので安心。
センサー感知範囲は半径2~3mで、90度の扇形。
この範囲なら「猫がどこを通るか分からない」という場所でも設置できますし、庭の大部分をカバーできます。
我が家では、死守したい花壇近くに置いていますが、猫の通り道であろう軒下にも反応する位置なので完璧。
たまに音がするのが聞こえるので、猫は来ているようではありますが、「フンができるほど安心できる場所ではない」という認識はしてくれたのかなと思います。
音がしたとき、逃げていく猫を3回ほど見ました。効果絶大。
Amazonレビューでも、監視カメラで猫が逃げる映像がいくつかあり、効果を確信しました。
猫まわれ右びっくりスプレーのデメリット
この商品は効果自体はかなり完璧に近いと思っているのですが、デメリットももちろんあります。
感知時の、ピーという音がそこそこ大きいのがデメリットです。(以下は音の出る動画です)
ただ、隣人トラブルになるほどではないと思っています。
猫が通るのは2~3日に1回ですし、「ピーーープシュー」の3秒ほどで音は止みます。
これなら「何の音?」と思われることはあるものの、「隣人の猫よけがうるさい!」とはならないはず。
器具の近くで手をたたくと、「ピピッ」と鳴って、3分間センサーの反応と噴射が止まります。
ただ、一時停止モードにしにくいなと感じました。
手を叩いても、なかなか反応しません。
そもそもセンサー感知範囲にあまり侵入しないので問題ないですが、なかなか反応しないので私は電源スイッチを押してOFFにしています。(感知させずにOFFにできます)
度々人が通る場所に置きたいという人には不向きかなと思います。
スプレーは約50回、電池は約1ヵ月で交換とのことです。
ただ、我が家は3ヵ月使用していますが、どちらも交換していません。
なので頻度によるとしか言えないと思います。
スプレーの交換品は以下の商品。
3個で2,500円程度なので、1個830円ちょっと。そこそこします。
一方で、スプレーは安物(エアスプレーなど)に代用できるという情報もあるので、ランニングコストについては深く心配しなくていいのかなと考えています。
こちらは3本で1,500円ほど。1本500円なので経済的です。
猫対策は他にもありますが、他の対策方法でもランニングコストがかかりますし、なにより効果が薄いものが多い。
失敗すればかけたお金は無駄になるので、そうなるよりはマシなのかなと。
猫まわれ右びっくりスプレーのメリット
一方で、メリットは他の方法と比較したときに圧倒的な優位性がある部分だと思います。
- 臭いで対策系は雨で効果がなくなる
猫まわれ右ビックリスプレーは防滴設計で雨に強い - 嫌がる足場で対策系は効果範囲が狭く、避けられる可能性が高い
猫まわれ右ビックリスプレーは範囲が広く、避けるのは不可能に近い - 超音波で対策系は音が鳴り続けるのでうるさい&不快な場合がある
猫まわれ右ビックリスプレーも音はするが、5秒ほど。不快音ではないので受け入れやすい
効果も高いですし、他の対策方法のデメリットを打ち消す対策方法だと思っていて、これ以上の対策方法はないのでは?とさえ思っています。
また、フマキラーという名の知れた企業からの発売というのも地味にメリット。
超音波系は壊れたというレビューがそこそこあるものの、猫まわれ右ビックリスプレーはそういったレビューはなかなかないです。
他の猫よけ対策一覧【デメリットが多い】
既に一番良かった対策方法はお伝えしましたが、「他の方法も知っておきたい」という人向けに、色々調べた中で「試せるな」と思った猫よけ対策を、実際に試したものを含めて紹介します。
ただ、既に書いたように多くの猫よけ対策はデメリットが多いです。
猫の嫌がる臭いで対策
100均にも売っているような、猫よけ専用の匂いのある薬剤を撒く方法。
我が家では、フンをされたところを中心に猫の嫌がる臭いのする薬剤を撒いてみました。
確かに撒いたところにフンをされることは無くなったのですが、別の場所にフンをされました…
効果の持続も1ヵ月ほどですし、安いけれど面倒です。
他にもお酢を撒く方法などもあるのですが、匂いがきついので近隣住民の迷惑になる可能性大です。
専用の薬剤なら、柑橘系のにおいなのでまだセーフかなと思います。
ハーブを植えるという対策もあるみたいですが、効果は「猫による」らしい。
植える面積も必要ですし、効果範囲も狭そう。
猫の嫌がる足場を置いて対策
猫が来てほしくない場所にトゲトゲの足場を設置したり、アルミホイルを敷くなどの対策方法です。
しかし、調べてみると猫は慎重にとげのない部分を選んで移動するみたいです。
何度もフンをされていて、猫に「お気に入りの場所」として認識されていると「頑張って乗り越える」という選択をされるのは明白。
ということでこの案はボツにしました。
あと、見た目的にもちょっと…という部分はあります。
飛び越えられる面積だと意味がないので購入個数も多くなりそうですし、それで上手くいかなかったら最悪ですからね。
人力で猫よけ対策
普通に猫を驚かして人力で来させないようにするというやり方も見かけました。
ホースで水を撒いて脅して二度と来させないように学習させる方法とかもありました。
しかし、これは普通に難易度が高くて無理です。
猫の方が足が速いし、追いかけまわしても「この家の人」と植え付けるのは多分難しい。
そもそも猫を見かける機会なんてそんなにない。
超音波で猫よけ対策
センサーに猫が反応したら作動して、超音波を発して猫を近寄れなくする機械を使う方法。
確実性も高そうだし、最初はこれにしようかなと思いました。
ただこれ、怖いのが検索したときに以下のような意見があったこと。
「隣人の猫よけの超音波がうるさい」
「猫よけのキーンが苦痛」
などなど。
猫の被害よりも、隣人トラブルの方が怖いのでアウトですね。
超音波は効果も高いとは思うのですが、センサーに猫が反応したら1分程度超音波が鳴り続ける商品が大半かと思います。
猫がいなくなっても鳴り続ける商品なので、苦情がくるのも仕方なさそう。
ケチらず効果絶大な猫よけ対策方法を1番最初に試そう
色々書いてきましたが、猫よけ対策をしていて思ったのは「ケチらず一番効果が出るなと確信できる手法を真っ先に試そう」ということです。
猫よけ対策は、効果がでるまで1週間ほど様子を見る必要があります。
これがすんごいストレス。
少なくともお金はかかっていますし、手法を調べる時間もそこそこかかっています。
それに加えて効果が出るかの検証に1週間…これを繰り返すのは苦痛です。
なので、高いなと感じる方法でも、「これは確実性がありそうだ」と思った方法を真っ先に試すのがオススメです。