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Nizキーボードを実機レビュー!最強の静電容量無接点キーボード【Niz Micro82】

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Nizキーボードのレビュー!最強の静電容量無接点キーボード【Niz Plum82】

キーボードを触る頻度が多い人は誰もが憧れる『静電容量無接点キーボード』

物理的な接点を持たず、軽くて滑らかなキータッチと高い耐久性を実現できるキーボードです。

実際に2年間、本業でも使用していますが、まだまだ使えます!

良いキーボードを探してたどり着く先は全て静電容量無接点方式というくらい、王様的立ち位置。

maipyon
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HHKBとか、REALFORCEなんかが有名ですね!

そうした中で、自分の使用環境に合う最高のキーボードを探し、たどり着いたのがNizのキーボード。

Nizキーボードの特徴
  1. 静電容量無接点キーボード
  2. Bluetooth接続可能
  3. Windows、Mac両方に対応
  4. MX軸が採用されており、キーキャップ交換も自由
  5. キー設定をカスタマイズできるので、自分好みに最適化できる

とまぁ、ざっと5つの特徴を揃えていて、見る人が見れば最強のキーボードというわけですね。

今回のレビューでは、上記特徴をしっかりと紹介しつつ、使用感をレビューしていきます!

Nizキーボードのスペックやキー数

Nizキーボードのスペックやキー数
方式静電容量無接点方式
押圧35g・45gなど(10g増加できるバネ付き)
カラーホワイト、ブラック(キー数次第)
キー数66キー、68キー、82キー、84キー、87キー、108キーなど
サイズ29.5cm×11cm×2.5cm(66キー)
本体重量720g(66キー)
接続方法USB / Bluetooth5.0 (USB接続専用のものもある)
充電容量2500mAh リチウム電池

色々なキー数で販売されており、仕様はどのキーも基本同じ。

maipyon
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私が購入したのは82キーのものです!
Micro82という商品名が正式名称かなと思います。

ものによってはRGBバックライト搭載で、色や光らせ方もかなり自由にプログラムできるようです。

キーボードにゲームモードなるモードも存在しているので、ゲーム用のキーボードとして使うのもアリですね。

Niz Micro82のパッケージ内容と見た目

Niz Plum82のパッケージ内容と見た目

パッケージ内容は以下の通り。

パッケージ内容
  1. 本体
  2. 説明書
  3. 充電・USB接続用ケーブル(typeA to typeC)
  4. 押圧荷重を10g増やすためのバネ(正確に数えてないけど50個ほど)
  5. Mac配列用キーキャップ
  6. キーを支える部分の紛失用パーツ(軸など)
  7. Bluetoothレシーバー
  8. キートップ引き抜き工具

ケーブルはしっかりしていて、なおかつオシャレ。

Bluetoothで使用しているため常に使用することはないのですが、良い感じの質感。

キーボードの裏側が以下の画像のようになっていまして、ケーブルを横に這わせることもできてスタイリッシュ。

Nizキーボードの裏

まっすぐ or 左右どちらか自分で決められるのでありがたいですね。

足も立てない・小さい足を立てる・大きい足を立てるの3段階に調節可能です。

足を1段階立てたとき

上記画像は小さい足を立てたときの画像で、グリップもついていて滑りづらいので良い感じ。

なお、パッケージに含まれるBluetoothレシーバーは接続が悪いPCの場合に使うようです。

maipyon
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自分はレシーバーは使っていません!

Nizキーボードの特徴を詳細レビュー【大満足】

最初にも挙げたのですが、Nizキーボードの特徴は以下の5つ。

Nizのキーボードの特徴
  1. 静電容量無接点キーボード
  2. Bluetooth接続可能
  3. Windows、Mac両方に対応
  4. MX軸が採用されており、キーキャップ交換も自由
  5. キー設定をカスタマイズできるので、自分好みに最適化できる

1はいいとして、他をそれぞれ深堀して解説していきますね。

NizキーボードはBluetooth接続可能で、3台のPCに対応

NizキーボードはBluetooth接続可能で、3台のPCに対応

そもそも静電容量無接点方式でBluetoothができるキーボードはあまり種類がありません。

HKKBもREALFORCEもできるものは一応あるけど、種類でいうと結構限られます。

Nizのキーボードは全キー数でBluetooth接続ができ、選択肢が多いのも特徴。(USB接続専用機種もあるけど)

切り替えもかなり簡単で、Fn+F9 or F10 or F11でそれぞれ切り替えられます。

接続切り替え時や接続したときにはライトが光って、数秒後に消えるのでわかりやすいので安心。

接続も速く、ストレスなくすぐにつながるのもありがたいところです。

NizキーボードはWindows、Mac両方に対応

WindowsとMacの両方をプライベート/仕事で切り替えてつかう自分にとって、ここの切り替えがスムーズにいくかどうかは重要でした。

NizキーボードはFn+左Altを同時に3秒押すことで切り替え可能です。

しかも、Bluetooth接続先ごとにちゃんとWindowsかMacかを記憶してくれていて、電源OFFにしても記憶してくれています。

そのため、Win/Macの切り替えはBluetooth接続先を切り替えるのみで終わるので滅茶苦茶楽です。

NizキーボードはMX軸が採用されており、キーキャップ交換も自由

NizキーボードはMX軸が採用されており、キーキャップ交換も自由

Nizキーボード最大の特徴がここ。

HHKBやREALFORCEの静電容量無接点キーボードは独自の軸を使っていて、キーキャップを交換しようにも種類が少ないです。

maipyon
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Amazonで試しに探してみたけど全く見つからなかった。

世界的に使われているCherry社のMX軸がNizキーボードでは採用されていまして、キーキャップも選び放題。

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つまり、デザインも選び放題!
私は以下の商品の黒バージョンを使用しています。(Amazonリンク先に黒色アリ)

Amazonなどで探せば他にもいくらでもいいデザインが出てきます。

キーキャップ交換がしたい人は注意点アリ

キーキャップ交換をする場合の注意点がありまして、キー数によっては難しいものもあるという事。

66キーと84キー(Mini84は問題ナシ)が注意する必要アリです。その他は気にしなくてOK

特にスペースキーの長さに注意。スペースキーの長さが4.75uとなっています。

4.75uって?

キーボードの長さの単位は、1uを普通の正方形のキーの長さとしています。

つまり、4.75uは通常のキーの4.75倍の長さと思えばOKです。

4.75uのスペースキーはほとんど見つからず、真っ白なものが唯一見つかるという感じ。

maipyon
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そこから自分で塗装するという人もいるみたいです。

なお、4.5uのキーキャップでもいけるらしく、そっちなら見つかりやすいのでそちらで検討するのもアリ。

Nizキーボードはキー設定を自由にカスタマイズできる

専用のソフトを公式サイトからDLしてくれば、キー設定を自由にカスタマイズ可能です。

なお、専用ソフトはWindowsでしか動作しないので、Windowsのパソコンは必須。

maipyon
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極端な話、どのキーを押しても『A』が入力されるキーボードも作れます。

設定は英語でやることになるのが難点ですが、使い方についてしっかり日本語でレビューしてくれているサイトもあるので何とかなります。

  • 通常時のキー
  • 左Fnキーを押したときのキー
  • 右Fnキーを押したときのキー

の3種類の設定が可能で、Fnキーの場所も動かせるすぐれもの。

ちなみにマクロや複数キーの組み合わせにも対応していて、とあるキーを押したらctrl + cとみなしてコピーする・・・みたいなこともできます。

設定できないキーがあるので注意

注意点として、設定できないキーがいくつか存在します。

例えば、「無変換キー」「かなキー」は設定できないのが致命的でした。

maipyon
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Macはスペースキーのサイドで全角・半角を切り替えたい・・・!

そんなときは、

  1. 普段使わない「Insert」キーをスペースキー左、「ScroolLock」キーをスペースキー右に配置
  2. Windowsは『AutoHotKey』、Macは『Karabiner』を使ってInsertキーを「無変換キー」、ScroolLockキーを「かなキー」として認識させるよう変更

と、2段階での変換をすることで対応しました。

Nizキーボードを使用した感想【イマイチだった点】

Nizキーボードを使用してよかった点とイマイチだった点について紹介します。

まずはイマイチな点から。

キー数やタイプによってはAmazonや楽天で売ってない【デメリット】

Nizキーボードは色々なキー数があると書きましたが、実際にAmazonや楽天で全種類が売っているわけではなさそうです。

Amazonでも取り扱い種類が以前に比べれば増えましたが、それでもBluetoothバージョンに限定すると買えないものも出てきます。

maipyon
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Amazonでオプション選択すれば様々なキーで売られています!

これ以外のタイプの場合、AKEEYOから購入する必要がありそうです。

こればっかりは購入したいキー数と相談です。

Nizのキーボードは充電式【デメリット】

これは仕方ないのですが、電池式の方がよかったのでは・・・という疑問。

また、充電中はUSB接続での入力(有線接続)しか受け付けないのも残念ポイント。

といっても、Ecoモード(ゲーミングモードもある)で126時間の連続使用が可能とのこと。

しかも10秒経てば自動でスタンバイモードに入って消費電力を下げる仕組みです。
また、自動電源OFFまでの時間も1・2・3時間から選択できる(その時間が経てば電源ボタンを2秒押して電源ONにする)ので、実際はかなり使えます。

というわけで、充電はめんどくさいけど月に2回くらいなら許容範囲かなと思います。

充電が少なくなってきたらランプで知らせてくれるので、出先でよくパソコンを触る人以外は気にならないかなと思います。

maipyon
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実際に使っていますが、充電は月に1回くらいですね。
Windowsだと、Windowsのシステムで「充電が少ないです」って通知も来るので困ったことはありません。

パームレストが必須【デメリット】

Nizキーボード

Nizキーボードは手前側の高さが約2cmとなっていまして、パームレストが必須です。

HHKB用のパームレストで探せばピッタリでしたので、私はバード電子のパームレストを使用しています。

Nizキーボードが届いた直後はパームレストなしでやっていたのですが、さすがに無理でした。

必須級なので、一緒に買うべき。

Nizキーボードを使用した感想【良かった点】

Nizキーボードを使用した感想【良かった点】

お次に良かった点やうち心地などを紹介していきます。

総合的には、大満足です。

Nizキーボードのうち心地は最高

まず、Nizのキーボードのうち心地は最高。

静電容量無接点方式ならどのキーボードも最高なんでしょうけど、ポイントは押圧が35gなところ。

maipyon
maipyon

HHKBなんかは45gですね。
軽いほうがいいってことはないけど、『45gは疲れるけど35gはぴったり』なんて口コミもあるくらいで、マジで疲れません。

これが滅茶苦茶軽くて、かつこれ以上軽いと困るちょうどいい重さ。

また、キーが反応する深さを高・中・低から選択できるので、自分好みにある程度カスタムできるのもいいところ。

静電容量無接点方式のタイピング感覚はわかりづらいのですが、例えるとセブン銀行のボタン。

Nizのキーボードはすごく軽くて、打てば打つほど次を打ちたくなる魔法のキーボードです。

作業がはかどるはかどる。

Nizのキーボードは静電容量無接点方式なのに価格が抑えめ

Nizのキーボードは、キー数にもよるけど2.2万~2.5万ほど。

昔はもっと安くて、1万円台だったらしいのですが、2万円台でも十分安いですね。

maipyon
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HHKBは3.5万、REALFORCEも3万越えが多いですね。

静電容量無接点方式を確かめてみたいけど、価格が高くて手が出せないという人はNizのキーボードで確かめてみるのもアリです。

キーキャップ変更が自由な唯一の静電容量無接点キーボード

キーキャップ変更が自由な唯一の静電容量無接点キーボード

みなさんも一度は思ったことがあると思うのですが、おしゃれなデスクにあるキーボードって、何かしらキーキャップが工夫されてますよね。

キーキャップ変更ができればデザインは自由自在ですし、自分だけのキーボードなんてことも可能です。

ですが、静電容量無接点キーボードでキーキャップを自由に変えられるキーボードは自分が確認した限りではNizのみでした。

他社の静電容量無接点キーボードは軸が特殊(自社製)で、それに合うキーキャップが皆無・・・。

正直に言うと、以下のキーキャップに惚れてNizしか選択肢がなくなった感はありますが。

前述したスペースキーの幅問題はあるものの、自分好みにカスタマイズできるのはNizのキーボードの最大のメリットとも言えます。

Nizのキーボードは個人的に最強の静電容量無接点キーボードだと思う

Nizのキーボードは個人的に最強の静電容量無接点キーボードだと思う

ということで、Nizのキーボードについてレビューしました。

Windows/Macを両方使っていて、かつデザイン重視をしたい私にとってNizのキーボードは最強でした。

Nizキーボードの特徴
  1. 静電容量無接点キーボード
  2. Bluetooth接続可能
  3. Windows、Mac両方に対応
  4. MX軸が採用されており、キーキャップ交換も自由
  5. キー設定をカスタマイズできるので、自分好みに最適化できる

キーの配置によっては他社の方が・・・という議論は尽きませんが、キーキャップに関してはNizが唯一。

打ち心地も最高で、(静電容量無接点キーボードにしては)手が出しやすい価格帯かなと思いますので、とりあえず騙されたと思ってこのうち心地を実感してほしい!