みんなの憧れでもあり夢でもある壁掛けTVですが、設置費用の高さであったりとか、賃貸だから難しい・・・
といった理由で諦めている人も多いと思います。
そんな方に朗報です。
賃貸でも自作すれば簡単に1万円程度で壁掛けテレビを設置することが可能です!
ソファに座って壁掛けのテレビを見ながらコーヒーを飲む・・・絵にかいたような暮らしですね。最高です。
ソファの目の前にある大画面の壁掛けテレビでゲームをプレイする・・・至福の時です。
ということで、私が完成させた壁掛けTVはこちらです。
上側には本棚も兼ね備えており、実はTVの後ろにゲーム機やコンセントも隠せています!
賃貸で壁掛けテレビをDIYで実現するにあたって
作り方をざっくりと説明(あとでめっちゃ詳しく説明します)しますと、ディアウォールというものを使用して柱を2本建てます。
そして、出来上がった2本の柱の間に壁掛けTV用の器具を取り付けます。
壁掛け器具にかぶらないようにプラスチック段ボールで壁を作り(TVのまわりが白いのはこのプラスチック段ボールです)、最後にTVをとりつけて完了という感じです。
壁掛けTVを自作すると良いことがたくさんあって
- 好きな場所に本棚をつくれる
- 下に収納BOXを付けることができる
- ゲーム器具とか録画器材を綺麗に隠せる(プラスチック段ボールの後ろに持っていけます)
などなど、市販の壁掛けテレビ用の器具を使用するよりもメリットが大きいです。
壁掛けTVのために、といっても過言ではないですが、以下の32インチのテレビを買いました。このTVは大丈夫なのですが、他のにするのであれば重量には注意してください。
重量については、壁掛け器具に何キロまで対応しているか書いてあると思うので、それをみつつ、テレビの重さを考えつつ買うようにしてください!
ちなみに私が使用しているのはHisenseの32型のテレビ。
取り付け器具は相当な重さに耐えられるようですが、私が購入したテレビが軽いから柱も壊れることなく3年間ほど保てている可能性もありますね。
その辺りは、テレビの重量と相談しつつ決めてもらえればと思います!
賃貸でもOKな壁掛けテレビのDIYの方法
いよいよ本題です。壁掛けTVをいかにしてつくるのか、余すことなくお伝えしていきます。
設計図はあくまで例ですので、基本を抑えればどんな形でも作成できると思います!
壁掛けテレビをDIYで実現するための設計図
簡単な設計図なのですが、以下のようにしました。
黒い四角は木材で、金具でそれぞれをしっかり固定しています。
紫色の囲いが、プラスチック段ボールの部分で、上下2つに分かれています。
比較用に完成品も一緒に貼り付けておきます。
横幅のおすすめは、テレビの横幅+20~30cmくらい。
画像には写っていませんが、一番下にもともとあったニトリのカラーボックス(前に出っ張ってくるので、カラーボックスの上に物を置けます)を置いています。
画像の下側にニトリのカラーボックスがあるという形です。下側が結構空いちゃうと不自然だと思う+収納スペースの確保もかねてカラーボックスを横倒しで設置しました。
二本の柱の間に3本柱を渡して、一番上を本棚、真ん中の2本を取り付け器具を固定する用の柱とします。
そして、紫色の部分がプラスチック段ボールの部分で、上下に分かれます。
さすがに一枚でどうにかできるほどの大きなサイズがなく、上下に分けるしかありませんでした。あまり目立たないのでOKです。
DIYの最中の画像なのですが、途中過程を見ていただければわかりやすいかなと思います。
中央の黒いのが、壁掛けTVの取り付け器具となっています。
壁掛けテレビの設置位置
壁掛けTVの設置位置について、かなり悩みました。
高いところにしすぎると、見上げる形になって首が痛いです。
だからといって下すぎると見栄えが悪すぎます。
うちにはソファがあるので、ソファに座ってみるということを想定して考えました。
テレビを見るにあたり、テレビの位置は座ってまっすぐテレビを見たときに、テレビの一番上になれば見やすいと言われています。
目線がちょっと下になるところですね。それを基準にして、見栄えのいいポイントを探ってみてください。
賃貸で壁掛けテレビをDIYするのに必要な材料【安い】
作り方はなんとなくわかったけど・・・材料は結局なにがいるの?
ということで、自作するために必要な材料を説明していきます。
結論からいうと、1万円ほどで揃います。
- 2×4材
- ディアウォール
- 本棚用の板(お好きにどうぞ)
- ペンキとハケ
- 金具
- 壁掛けテレビ用取り付け器具
- プラスチック段ボール
- マジックテープ
- ドリル
詳細を1つずつ説明していきます!
壁掛けテレビの枠を自作する
壁掛けテレビの木の枠を作るのに必要なものをまとめます。
ツーバイフォー材と読みます。
一般的な木材です。
本棚の下の板以外の4本必要になります。
ホームセンターで切ってもらえるので、切ってもらいました。
大体300円ちょい。3本をうまく切れば足りました。
これが、柱を立てるときに固定するものです。
2本柱を立てるので、2つ必要になります!
きちんとツーバイフォーと書いているものを購入してくださいね。
部屋の高さ-45mmの木材を使ってくださいと書かれていますが、ゆるいので-30mm~35mmでやるべきですね。
ディアウォールの中にはバネが入っていて、床と天井で木を挟み込んでしっかりと固定するという商品です。
ここが一番難しいところで、きちんと床から天井の長さを測って、木を切りましょう。
大きさは設計図次第です。分厚いものを選びましょう。
本棚なんていらないという人は、必要ありません。
白色のペンキおよびハケも必要です。
そのままの木の質感を出したい人はニスが必要になるかな・・・という感じ。
1000円もしないくらい。
賃貸でスペースがないので廊下で塗りました(笑)
1日もあれば乾くので、土日の内にどうぞ。
柱と木をつなぐための金具・ねじも必要で、強固なものにできるようにしましょう。
L字型に折れてて、ねじ止めできる部分が合計4か所以上のものがいくつかあれば問題ありません。
ホームセンターで探せばよさげなものが多くあると思います。
壁掛けテレビを壁につけるために必要なもの
こちらの商品が値段も安くて機能も充実していました。
自分の目線よりも上側にテレビが来ることが多いので、上下の傾きは必ずつけることができる商品を選ぶと良いと思います。
上記の商品は左右の位置には対応していますが、左右の傾きには対応していません。
部屋の関係で左右の傾きもつけたい場合はもう少し高価なものを選びましょう。
壁になる部分を自作する
木の枠が丸見えだと困りますので、壁をつくります。
できるだけ大きいものをカッターでカットして使います。
プラスチックでできている段ボールの構造をした板ですね。元々の壁の色と合うように、白色を購入しました。
ホームセンターで売っています。
上記のプラスチック段ボールを木の柱にくっつけるために必要です。
マジックテープにすることで、取り外しが簡単になり、新しくゲーム機をプラスチック段ボールの後ろに置きたいときなどに配線などがとても楽になります。
これもホームセンターに売っています。
その他の工具
持っていない人は買わなければさすがに厳しいです。必須ですね。
手でいけるかと思ったのですが、思った以上にきつくて電動ドリルを借りました・・・。
壁掛け器具を設置する際に、ドリルで穴をあけないとネジがうまく入りません。
ドリルがないと、本当に作れないレベルですので、必須アイテムです。
これは必要ないのですが、完成後にテレビの後ろにLEDテープを張り付ければよりカッコイイものが作れますので、補足です。
高級感あふれる見た目にしたいときはぜひ購入してみましょう。
壁掛けテレビのDIYにかかった費用
先ほど紹介したものを、ドリルとLEDテープ以外すべて購入しました。
すみません、ドリルは借りたのでタダです・・・。
引っ越し作業とかでドリルは既に持っている人が割といるんじゃないかな、という感じなので許してください。
- 木材:2000円ほど
- ディアウォール:2000円ほど
- ペンキとハケ:1000円ほど
- 取り付け金具:3000円ほど
- プラスチック段ボールとマジックテープ:1000円ほど
- 木材につかう金具:1000円ほど
といった感じで、約1万円で完成しました!
壁掛けテレビは誰でも簡単に自作できる!
結論:壁掛けテレビは誰でも簡単に実現可能です。
あなたも夢の壁掛けTVへのビジョンが見えたら幸せです。
ディアウォールを使えば、あとから取り外しもできますし、引っ越ししても柱となっている2本の高さを変えるだけ。
将来のことを難しく考えなくても大丈夫なのでトライしてみてください!