読者の悩み
- ConoHaWINGを使ってWordPressでブログを始めたい
- ブログの立ち上げは色々複雑そうだし、簡単な方法ってないですか?
- 誰でも分かるようなWordPressブログの始め方を知りたい
こんな悩みに答える記事になっています。
この記事の信頼性
この記事を書いている私は今までにブログを5つ立ち上げてきました。
また、本業でWeb系のエンジニアをしているので技術的な事についても他の人よりも長けています。(相談もOKです)
特に収益化を考えていない趣味のブログだったものの、最高月間1万PVくらい行きまして、かなり楽しかったですし、文章力も滅茶苦茶上がりました。
さて、WordPressでブログを始める場合、契約するものが多く、仕組みも良く分からない状態からのスタートになってしまって難しそう・・・というイメージが強いですよね。
しかし、ConoHa WING(ブログ立ち上げに必要なサーバー会社名です)を使えば30分程度で終わりますし、メリットも沢山あります。
今回は、そんなConoHa WINGを使用したWordPressブログの始め方を紹介します。
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最初にConoHa WINGのメリットを紹介したあとに、始め方を解説します。
また、当記事では立ち上げた後に絶対すべき設定も紹介しています。
ここが抜けている記事がかなり多いのですが、その部分もカバーしているので執筆までの迷いがなくなります。
難しそうに思えますがめっちゃ簡単で、コンビニ払いとかもあるのでクレカを持っていない学生でもすぐ始められます。
今すぐWordPressでブログを始めたい!という方は、本記事内の『ConoHa WINGを使ったブログの立ち上げ方』からご覧ください。
この記事の目次
ConoHa WINGでブログを立ち上げるメリット
ConoHa WINGでブログを始めるメリットは以下の4つです。
ConoHa WINGでブログを立ち上げるメリット
- 契約が1つで済む(その分難しくない)
- 総合的に見て価格が安い
- 速度が速い
- 管理画面が分かりやすい
1つずつ解説していくので、WordPressブログを始める当たっての基礎知識(ブログ立ち上げに必須です)と合わせてメリットを見ていきましょう!
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ConoHa WINGを使えば契約が1つで済む
ConoHa WINGはそもそもサーバーのサービスでして、数あるレンタルサーバーの会社の中の1つということになります。
以下の画像の通り、WordPressでブログを始めるには、
- サーバー(ConoHa WINGとか)
- ドメイン(URLに当たります。このページではmaipyon.netですね。)
- WordPress(ブログ本体)
の3つが必要になってきます。
通常、WordPressでブログを始めるのであれば
- サーバーを契約
- ドメインを他のサイトで取得
- サーバーとドメインを紐づけ(ここが難しい)
- WordPressを構築、ブログを立ち上げ
- 色々設定
という順番で進みます。
ConoHa WINGであれば、1・2・3の工程を一気に行えるので・・・
- サーバーとドメインを一気に契約
- WordPressを構築、ブログを立ち上げ
- WordPressにログインして色々設定
と、めちゃくちゃ簡単です。
最大のメリットが、面倒な情報入力や支払いも1サイトで済むという点!
色々なサイトをたらいまわしにされるの、嫌ですよね。
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総合的に見て価格が安い
WordPressブログを始めるにあたり気になるのは価格ですが、ConoHa WINGなら安めです。
WINGパックを使用すれば、一定期間契約(3ヵ月~)する代わりに、通常料金よりも安くできます。
画像だと、1年契約すれば931円/月ですね。
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それだけでなく、WINGパックを使えばドメインは1つ無料。
他社だとキャンペーン中でないとドメインが無料にならなかったり、毎回1年以上の契約でドメイン無料という条件付きのところもあります。
ConoHaWINGであれば、最低3ヵ月~の契約をするだけという簡単な条件なので簡単。
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なお、立ち上げ時にサーバー代を最低3ヵ月分一気に払う必要があるため、最低3000円ちょっと必要になります。
ビジネスを立ち上げるということを考えると、滅茶苦茶安いですね。
私の場合、3ヵ月ブログを頑張ったくらいでランニングコスト分は稼げるくらいにはなりましたので、ビビらず挑戦することが大事です。
ベーシックプランの36ヶ月契約が合計25,920円なので、3年ブログ運営すればほぼ確実に元は取れるでしょう。
ConoHa WINGは速度が速い
ConoHa WINGはとにかく高速です。
安いサーバーを使えば表示速度も遅くなるのですが、比較すると以下のような感じ。
一方ConoHaWingは、真っ白な画面から、表示されるのに0.1秒ほど。合計1秒で読み込み完了。
結果的に0.5秒くらいしか変わらないじゃん!と言われるかもですが、この0.5秒が大事になってきます。
あなたも1秒待たされただけでブラウザバックした経験があるはず。
せっかくクリックされても、速度が原因で人を逃してしまうことにも繋がるので速度は重要ですよ。
なお、私の場合はロリポップ→ConoHaWINGに速度面で不満があり、サーバー乗り換えしました。
国内最速と言われていますが、本当にその通りだと実感しています。
【お知らせ】国内Webサーバー処理速度の定期調査でConoHa WINGがNo.1を記録
国内Webサーバーにおける処理速度の定期調査を実施した結果、2021年10月の調査に引き続き、今回の調査におきましても処理速度No.1を記録いたしました。https://t.co/5rYEKiPEEH
— ConoHaPR (@ConoHaPR) February 4, 2022
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乗り換えも面倒なので、最初からConoHa WINGを選択するのがいいかもなぁ・・・と今になったら思います。
管理画面が分かりやすい
サーバーの管理画面がわかりやすく、初心者向きです。
理由として、ここ最近登場したサービスだからですね。
設定もON/OFF切り替えで設定完了したり、難しい部分は徹底的に排除されているなと感じます。
ConoHa WINGを使ったWordPressブログの立ち上げ方
メリットはこのくらいにして、ConoHa WINGを使ってWordPressブログをさっそく立ち上げていきましょう。
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- アカウント開設
- WordPressやブログの初期設定
- WordPressにログイン
上記3ステップで終わりますので、かなり簡単です!
ConoHaWingでアカウントを開設する
まずは、ConoHa WINGでアカウントを開設します。ConoHa WINGに移動しましょう。
ConoHa WINGのホームページにて、『今すぐお申込み』をクリックします。
アカウントを作成して、次へ進みましょう。
そのまま契約プラン選択をします。
この記事で紹介したメリットはWINGパックを選択していないと受けられないので、WINGパックを選択します。
契約期間については、何か月でも問題ないですが、ブログを始めるのであれば自分を追い込むためにも半年以上の契約がオススメです。
3ヵ月で成果が出ない人はいますが、半年で成果が1つも出ない人はなかなかいないので、継続するために期間を長くするのはおすすめ。
初期ドメインとサーバー名は何でもOKです。
サーバー名に至っては初期値でも問題ないです。
サーバー名≠URL名なので、自分が分かるものであればなんでも大丈夫ですよ。
もちろん、URL予定のもの(私の場合はmaipyon)でもOK。
そのまま下にいくとWordPress関係の設定欄があるので、それも入力します。
- WordPressかんたんセットアップ:利用する
- 作成サイト名:私の場合『ぴょんなことから』
- 作成サイト用新規ドメイン:私の場合『maipyon.net』
- WordPressユーザー名・パスワード:ブログを書くときにログインが必要で毎回使うので、覚えられるもの かつ 推測されにくいものにしましょう。
- WordPressテーマ:有料テーマが割引になっていますが、一旦無料のCocoonを選択
なお、作成サイト用新規ドメインについては、既に使われているとエラーが出ます。
使われていないものを選びましょう。
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入力したら『次へ』ボタンをクリックして、特にエラーが出なければOKです!
お客さまの情報入力画面へ進みます。
そのまま必須項目を入れていくだけですね。
次へを押すと、本人確認のための『SMSまたは電話認証』がありますので、そのまま指示に従って進みます。
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その後支払いページに移ります。
クレジットカード以外にもコンビニ払いなども可能ですが、サーバー代金は継続して払う必要があるのでクレジットカードがオススメです。
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契約プランにもよりますが、定期的にコンビニ払いをする形になります。
入力して、申し込みをしたら完了です!
ConoHa WINGのコントロールパネルに移動して、左下に「完了」のダイアログが表示されます。
そして、『WordPressをインストールしました!』と表示されるので、情報はメモっておきましょう。
これにてSTEP1は完了です!実は8割終了なので、あと一息です。
初回ドメイン取得時に、『【重要】[ConoHa] ドメイン 情報認証のお願い』というメールが来ることがあるようです。
そのままメール内容に従って、URLをクリックして認証を済ませましょう。
このドメイン取得するけど合ってる?という内容のメールですね。
WordPressに関する初期設定を済ませよう
WordPressブログを始めるにあたり、必須の設定があるのでそれを終わらせておきます。
ConoHaWINGの場合、初期状態で設定済みのことがほとんどですが、確認もかねて設定していきます。
この章で設定すること
・独自無料SSL
・Whois情報公開代行設定
まずは独自無料SSLから。
SSLとは、データのやり取りを暗号化し、第三者に情報が除かれないようにする仕組みのことです。
URLがhttp://~からhttps://~と変化します。
「安全なサイトですよ~」という証拠になるので、設定必須です。
『サイト管理』→『サイトセキュリティ』→『独自無料SSL』より、『ON』を選択します。
『利用中』に変わればOKなので、しばらく待ちましょう。
『利用中』に変わったことを確認したら、『サイト設定』にて、『SSL有効化』をクリックすれば完了です。
完了するとブログが自動的に「https://~」となっているかと思います。(ブログの閲覧方法は後で解説)
上手くいっていない場合は、もしかするとドメインの取得から時間が経っていないので、しばらくしてから確認してみてください。
続いて、Whois情報公開代行設定です。
ドメイン取得時には、誰の所有物か?を示すためにドメインにあなたの個人情報が紐づいています。
しかし、個人情報をWhois情報検索で簡単に見られてしまいます。
さすがにまずいので、代わりにドメインの会社(今回はConoHa WINGの会社)の情報を出す設定に変更できます。
おそらく初期状態で情報公開代行設定がONになっているとは思いますが、重大な部分なので確認しておきましょう。
『ドメイン』→『今回設定したドメイン名』をクリックで以下の画面に移ります。
『ドメイン情報/契約情報』タブより、WHOIS情報公開代行設定がONになっているか確認しましょう。
ONになっていれば、情報駄々洩れの心配はないので、安心してください。
これにてSTEP2は終わりです。
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WordPressにログインして記事を書いてみよう
早速WordPressにログインしてみましょう。
ログイン方法
http(s)://設定したサイトのURL/wp-admin/
例:https://maipyon.net/wp-admin/
上記URLにアクセスすると、ユーザー名とパスワードを求められるので入力します。
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ConoHa WING申し込み時に入力した『WordPressユーザー名・パスワード』を入力しましょう。
そのまま管理画面に入れればOKです。
左上のブログ名をクリックで実際にあなたのブログを見ることができますよ!
WordPressの初期設定を行う
さて、最後にWordPressの初期設定を行う必要があります。
- URLをhttpsへ変更
- プラグインの追加(あとでもOK)
- パーマリンクの設定
- テーマ(ブログのデザイン)を設定
- googleアナリティクス、サーチコンソールの設定
URLをhttp→httpsへ変更する
左側のタブから変更場所へ行きます。
上側のキャッチフレーズもこの際変えておきましょう。ブログのコンセプトですね。
重要なのが下側で、「http://~~」となっているのを「https://~~」へとどちらも変更して、下の方にある『変更を保存』をクリック。
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確認ついでにどうぞ。
プラグインの追加(あとでもOK)
プラグインを追加していきます!
プラグインは「WordPressに機能を簡単に追加するもの」と思っていただければいいかなと思います。(といっても、入れすぎは重くなるので注意です)
必要になったときに入れればいいので、ここはほっといても一旦問題ありません!
今回は、説明上『Classic Editor』を入れていきます。
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これからブログを始める人は入れなくてもOKです。
入れ方のみの説明をしますので、実際は各自必要な時にプラグインを1つずつ調べつつ、プラグインごとにある設定をしていくようにしましょう。

さて、以下のような画面で、右上の検索ボックスに『Classic Editor』と入力します。
慣れていないので、私は入れます。
そのため、これからブログを始める人は入れなくていいです。
以下の検索結果があるので、『今すぐインストール』をクリックすると、インストール中となります。
待っていれば『有効化』の文字に変化しますので、それをクリック→ちょっと待てば有効化されます。
これでプラグインのインストール&有効化が終わりました!
新記事の追加部分の仕組みがガラッと変わります。
プラグインによっては「設定」から多少いじる必要があるものもあるのですが、今回のプラグインは必要ないです。(設定が必要なものもある、と覚えておいてください)
パーマリンクの設定
パーマリンクとは、実際に記事を投稿した際のURLに関する設定です。
設定次第ではURLに日付がつくのですが、そういうのはやめたほうが良いです。
ページの価値にもかかわってくる部分だったりします。
画像のようにチェックをして、終了です。
どこに関わってくるか?というと・・・
より、記事を投稿するのですが、タイトルを打ち込むと以下のようになります。
パーマリンクの部分が、日本語になっています。
これはよろしくないので、「編集」を押して変更します。
題名に合わせて、アルファベット(小文字しか使えません)で、「-(ハイフン)」を使うなどして毎回変えるようにしましょう。
テーマを設定する
さて、現状のブログはどうなっているかというと、左上のブログ名の部分からアクセス可能です。
どうでしたか・・・。
ぶっちゃけ、ダサかったと思います。
これを綺麗に変えてくれるのがテーマです。
有料テーマ(大体1万円~)と、無料テーマがあります。
無料テーマは、そのまま使おうと思ってもそれでもダサい場合がありますので、オススメは有料テーマです。
記事数がたまってから有料テーマへの引っ越しもありなのですが、めちゃくちゃ大変でした。
無料テーマは、以前私が使っていたStinger8やCocoonなどがオススメとして挙げられています。
どのテーマも公式サイトより見た目が大体わかるので、気に入ったものを選択しましょう。
有料テーマにするのであれば移行が大変ですし、最初から有料テーマを選択するのが賢いかと。
上記の場所で、公式サイトからインストールしてきたZIPファイルを選択することになります。
有料テーマだろうと無料テーマだろうと導入方法は同じなので、参考にしてください。
Googleアナリティクスとサーチコンソールの設定
さて、最後にGoogleアナリティクスとサーチコンソールの設定をして全工程が終了します!
Googleアナリティクスは、アクセス解析に必須なツールです。
サーチコンソールは、サイトのパフォーマンスを監視・管理できるツールで、自分の書いた記事がどんなワードで検索されているか?や、検索順位が何位か?等を見ることができます。
Googleアナリティクスの設定は長くなるため、以下の記事を参考にしてください。(外部サイト)
参考 Googleアナリティクス導入時の設定・設置方法【初心者向け】そして、必ずchromeの拡張機能のGoogle Analytics オプトアウト アドオンを入れておきましょう。(ほかのブラウザでも同じようなものはあるはず)
これは、ONにしておけば自分のアクセスを計測から除外してくれるものです。
初心者がやってしまうミス第1位、「自分のアクセスで喜ぶ」を回避してください(笑)
そして、サーチコンソールは以下の記事を参考に設定してください。
参考 初心者向けGoogle Search Console【第1回】「できることと導入方法を知ろう」早速新記事を追加してみよう!
新規記事の追加は、『投稿』→『新規追加』より行いましょう。
最初は慣れないかもしれませんが、ちょっとずつ分かることを増やしていきましょう!
ConoHa WINGでのWordPressブログの開設は圧倒的に簡単
以上がConoHa WINGを使ったWordPressブログの開設方法でした。
STEP1.アカウント開設
STEP2.WordPressやブログの初期設定
STEP3.WordPressにログイン
と、別サーバーを使えば5STEPくらいあるところを、たったの3STEPで開設可能なので紹介しました。
「WordPressブログを始めたいけど、なんだか難しそう・・・」という方は、この方法が現状一番簡単かなと思いますので、このページを参考に試してもらえると嬉しいです。
ここまで設定ができたら、早速記事を書いていきましょう!
記事を書きつつ、デザインや設定で気になる部分があればその都度直す・・・という運用で最初は問題ないでしょう。
また、記事の書き方については『【150記事書いてきた】SEOに強いブログの書き方は?【質のいい記事を書こう】』に自分のやり方を紹介していますので、是非合わせて読んでみてください。

ブログの開設お疲れさまでした!