読者の悩み
- WordPressのおすすめプラグインはどれ?
- プラグインで必須なものを教えて!
- 不必要なプラグインはある?
こんな悩みに答える記事になっています。
WordPressには色々なプラグインを導入することができます。
必須なプラグインって結局どれ?
ブログを始めたての方は悩まれることが多いと思います。
私は自作できるものはできるだけ自作するという方針で改善をして、プラグインの数をできるだけ少なくしています。
プラグインが少ないほどサイトのスピードも上がりますし、セキュリティ的にも安心ですからね。
そんな私が、必須のプラグインや、「プラグインとして入れがちだけど、自作できるよ」といったものについて解説していきます。
この記事の目次
WordPressブログのプラグインは何個が最適?
プラグインの数は、何個が最適なのでしょうか?
何個が最適!といった言い方はできませんが、「少ないほうがいい」というのは確かです。
プラグインを入れすぎると、以下のような悪影響が出ます。
プラグイン入れすぎの悪影響
- プラグイン同士で競合して、正常に機能しない
- ページの表示速度も遅くなる
- セキュリティも甘くなる
プラグイン同士の競合はなかなか起きませんが、入れすぎるとなにかしらのプラグインが正常に機能しないことがあります。
プラグインには色々な機能があり、それだけでサイトが重くなってしまい、ページのスピードも落ちます。
現在、ページスピードもSEOには重要な要素となっていて、直帰率を上げるためにも必ず速くしておきたいところです。
セキュリティに関してですが、プラグイン経由でウイルスが入ってきたり、プラグインの脆弱性をつかれたりなどして悪影響がでる恐れがあります。
むやみやたらにプラグインを詰め込むのはやめておいた方がいいです。
WordPressブログのプラグイン9選【マイベスト】
入れておきたいプラグインを9個紹介していきます。
必須なものから、あれば助かるので入れておきたいというものまで一気に紹介していきます。
これから紹介するプラグイン
- Yoast SEO or All in One SEO Pack
- Akismet
- Google XML Sitemaps
- WPMultibytePatch
- BackWPup
- AddQuickTag
- Broken Link Checker
- Contact Form7
- ShortPixel
Yoast SEO または All in One SEO Pack
SEOに関して色々な設定ができるプラグインです。
メタディスクリプション(検索したときに出てくる抜粋文)の設定や、noindex設定など、検索上位を狙うのに必要な設定をいくつもすることができます。
記事のSEOスコアを大まかに表示してくれますが、日本語ではなかなかうまくいかないようなので、その辺りは気にしなくてよさそうです。
ただし、有料テーマを使用している場合なら不必要になる場合もあるので確認してみましょう!
maipyon

Akismet
スパムコメントを自動で削除してくれるプラグインです。
このプラグインを外して数日後に、スパムコメントが数百件きていた・・・なんて話も聞きました。
その中に大事なコメントが紛れ込んでいたら最悪ですからね。
付けるようにしておきたいです。
スパムを自動で削除する機能は元々テーマに備わっているものはないので、必ず入れておきたいプラグインの1つです。
実際に当サイト『ぴょんなことから』でもこのプラグインを導入してから、お問い合わせから英語だけの怪しいメールが届かなくなりました。
maipyon
Google XML Sitemaps
XMLサイトマップを自動で作成、更新してくれるプラグインです。
XMLサイトマップとは、詳しく言えば検索エンジンがどんなサイトなのかを把握しやすくするためのファイルのこと。
検索結果に出すためには、検索エンジンにサイトのページ内を回遊してもらう必要があります。
その回遊の助けになるのがこのプラグイン。
入れたら検索結果に反映するスピードが上昇します。
検索結果でいち早く上位を狙っていくためにも必須のプラグインです。
WP Multibyte Patch
WordPressを日本語対応にするプラグインです。
導入して、有効化するだけでOKです。
日本語にしないと、WordPressにたとえ慣れていたとしても困ることがありますので、入れておきたいプラグインの1つです。
多分最初から入っているので気にしなくていいやつですね。
BackWPup
WordPressでの、バックアップを自動で取ってくれるプラグインです。
運よく私は使う機会がなくここまで来れているのですが、バックアップが無ければ今までの苦労が水の泡になる可能性も出てきます。
ちょっとしたことでサイトが真っ白になることもあります。
そんな状況になってもバックアップがあれば安心。
必須プラグインの1つと言われていますので、必ず入れておきたいです。
maipyon
バックアップファイルは最新の3つくらいを常に取得する設定にしておかないと、サーバーのファイル容量がパンクするので注意。
Add Quick Tag
必須ではないのですが、記事内に様々なデザインのボックスを設置したり、カラフルな下線を引っ張るのは大変です。
普通ならテキスト編集にてHTMLをいちいち書いていくのですが、かなり時間がかかってしまいますので、それを省略するためにも導入しておきたいです。
特にオリジナルのデザインを作成した場合は、毎回手入力は面倒。
私は多くのオリジナルデザインを作成していて、当然全部覚えていません。
タグ打ちの時間を省略してくれるプラグインはこれで決まりです。
自分で作ったデザインを使うという人は導入するのがオススメです。
私にとっては必須のプラグインです。
BrokenLinkChecker
URLのリンク切れを自動で調べることができます。
何度かこのプラグインに助けられたことがあります。
例えば、普段使っている商品紹介のリンクに関して(以下のようなもの)


商品の取り扱いが終了した場合、商品販売ページはなくなります。
そのような場合に、このプラグインがお知らせしてくれます。
他にも、
- 記事を削除したら実は別のページからリンクを貼っていた
- リンクを書いた際にURLをミスっていた
など、人為的ミスをなくすためにも入れておきたいプラグインです。
ContactForm7
お問い合わせのページを作るにはこのプラグインがおすすめです。
といっても、プラグインを使わずともGoogleフォームなどを使えば代用できるのですが、デザイン面を見たときにどんなサイトでも合うContactFrom7かなと。
お問い合わせを設置しておけば、広告の話や書籍化の話なども舞い込んできますので、機会を逃さないためにも設置しておきたいところ。
maipyon
ShortPixel Image Optimizer
こちらは画像を圧縮して、かつ WebP配信してくれるプラグインです。
画像の圧縮と言えばEWWW Image OptimizerとかTinyPNGがオススメに出てきますが、それらより高性能です。
maipyon
実際に当サイトもほぼすべての画像を圧縮かけていますが、気づかないかと。
ただし、このプラグインは画像枚数が多いと有料です。
毎月100画像分無料なのですが、途中から導入する人は2,500円くらい必要かなと。
2万画像で22ドルくらいだったので、それで速度が大幅改善するなら安いもんですね。
maipyon
左が導入前、右が導入後。同じページです。
WordPressのプラグインがなくても実装できるもの
9種類のプラグインを紹介してきました。
「プラグイン・・・ここで見直して少なくしたい」という人もいるかと思います。
コードを書き換えるだけで、簡単に代用できるものが多いので、紹介していきます。
人気記事をプラグインなしで表示したい
これはプラグインを使っている人も多いはず。
コードを書き替えたほうが(HTMLとCSSの知識があれば)自分好みのデザインにすることが可能ですので、断然こっちの方がおすすめ。
manablogさんの『『プラグインなし』で人気記事一覧を出力する方法【WordPress】』にて、人気記事を表示する方法が掲載されていますので、参考にしてみましょう。
サイトマップ
PS Auto Sitemapsが使われがちですが、これもコードを使えば簡単にサイトマップを作成することができます。
そもそも、PS Auto Sitemapsでできたサイトマップは正直見にくいんですよね・・・。
有料テーマのSANGOに乗り換えてからは、ガッツリコードを書かなくてもショートコードで簡単にできるようになったので、そちらで対応。
maipyon

プログラムコードを掲載する
よく使われるのがCrayonというプラグインです。
このプラグインがかなり重く、このプラグインを使用しないでコード掲載をしたところ、PageSpeedInsightsにて、ページスピードスコアが30→50くらいになり、20ほど上昇しました。
つまり、このCrayonというプラグインを使っていたために、サイトの速度がずっと遅いままでした。
解消するために、highlight.jsというものを使用するようにしました!
<span>こんな感じでコードが表示されます</span> <div class="test">かなり軽いのでオススメ</div>
以下の記事では、Crayonを既に使用している人でも乗り換え可能な方法を紹介しています。参考にしてみてください。

目次を自動生成したい
目次はよくTable of Contents Plusというプラグインが使用されています。
上記のプラグインで作成した目次が、スマホページで見るとデザインが崩れている人をよく見かけるんですよね・・・。
プラグインを使用せずとも、かなり簡単に目次を自動生成することができますので、以下の記事を参考にやってみましょう!

検索すると様々な記事でおしゃれな目次の作り方が沢山紹介されています。
色々参考にしてみるのがいいでしょう。
maipyon
表を挿入したい
記事内に表を挿入したい場面はいくつもあります。
TinyMCE Advancedというプラグインがおすすめされていますが、そんなことをせずともテキスト編集でHTMLを直接書くようにしましょう。
プラグインを使用しない表の作り方は『表(テーブル)をHTML+CSSで作る方法【レスポンシブ対応・WordPressにも】』の記事でかなり詳しく書きましたので、参考にしてください。
作るのは面倒ですが、ある程度の形式をコピペして編集していけば結構楽にできます。
WordPressブログで必須なプラグインは少ない
必須&おすすめのプラグインを紹介しました。
紹介したプラグイン
- Yoast SEO or All in One SEO Pack
- Akismet
- Google XML Sitemaps
- WPMultibytePatch
- BackWPup
- AddQuickTag
- Broken Link Checker
- Contact Form7
- ShortPixel
また、プラグインに頼りがちだけどコピペで簡単に実装できるものは以下の通り。
解決できるページへのリンクを紹介しています。
プラグインではなくて自作しよう
- 人気記事の表示:『『プラグインなし』で人気記事一覧を出力する方法【WordPress】(別サイト)』
- サイトマップ:SANGOユーザー限定ですが、簡単に作成可能
- プログラムコードの掲載:highlight.jsを使用する
- 目次を自動生成する:プラグインなしでコピペで目次を作成する方法
- 表の挿入:HTMLとCSSを使用して表は自作する
プラグインを使わなくても実装できないか?と考えて、「○○ プラグインなし」と検索する癖をつけましょう!
今回紹介した記事も参考にしつつ、プラグインに頼らないサイト作りを目指していきましょう!