- 毎回定型文を書くのがめんどくさすぎる
- 定型文が変更になる可能性があるけど、管理難しいなぁ
ブログをやっていて、記事数が増えてくると誰でもそう感じると思います。
『定型文』と聞くと頑張って書こうかなと思う人が大半でしょうが、例えば以下のようなケース。
- 特化ブログを運営
- 特定のサービスを複数記事で比較・紹介している
こんな時に、サービスの値段変更があった場合はどうしますか?
1記事ずつ全部直すのってめっちゃ面倒ですよね。
というか、どの記事に値段を書き込んだかサッパリ分かりませんよね!
私はここで悩みまして、値段やサービスに関わる細かい数字は全て定型文として登録することにしました。
今回の記事では、そんな定型文の作り方や挿入方法を解説していきます!
WordPressで定型文を挿入する完成品
まずは完成イメージから。
上記のように入力すると、『service_fee』に登録した文章が出てくるという仕組み。
例えば『1,280円(税込)』とかって変換されるというイメージですね!
いわゆるショートコードとして使えるようにします。
文章はいくらでも増やすことができるので、その点は安心してください。
WordPressで定型文を挿入する方法
作り方ですが、functions.phpに以下のコードをコピペするだけ。
functions.phpを編集する際は自己責任でお願いします。
/* config設定 */
function config_func( $atts ) {
//初期値
$atts = shortcode_atts(
array(
'data' => '',
), $atts, 'data' );
switch( $atts['data'] ){
case 'conoha_3'://conoha3ヵ月料金
return '1,210円';
break;
case 'conoha_6'://conoha6ヵ月料金
return '1,100円';
break;
case 'conoha_1year'://conoha1年料金
return '931円';
break;
case 'conoha_2year'://conoha2年料金
return '879円';
break;
case 'conoha_3year'://conoha3年料金
return '828円';
break;
case 'conoha_tensou'://conoha転送量
return '27.0TB/月(約900GB/日)';
break;
default:
return '●●●●●●●●●●形式が不明です。修正してください●●●●●●●●●●';
}
}
add_shortcode( 'config', 'config_func' );
/* config設定ここまで */
例として、ConoHa WINGの料金を挿入するように書いてみました。(時間が経つと数値が違ってくるのでそのまま使わないようにしてね)
上記のservice_feeの部分をconoha_3とかに書き換えれば、それに応じた値段が出てくるという事ですね。
つまり、料金が変わってもfunctions.phpを修正すれば全記事で値段の修正が自動的にできるということ!
これは作業効率もアップしますね!
データを追加する場合
データを追加する場合は、以下のようなコードの塊を追加すればいいだけ。
case 'service_name'://サービス名など
return '1,210円';//値段など、出力するものを入力
break;
結構簡単に追加・編集できるので楽かなと思います!
以前『絶対に税込み料金であることが分かるようにする』となったときに滅茶苦茶めんどくさかったです。
でもこの管理方法だと大助かり!
特にサービス料金なんかは1年に1回くらいは変わるものですから、こういった管理をすると楽でいいですよ。
設定していないデータを入力した場合
設定していないデータを入力してしまった場合は、掲載したコードの一番下にある
『●●●●●●●●●●形式が不明です。修正してください●●●●●●●●●●』
が出力されるようになります。
プレビューで「なんか黒い・・・」となるのでわかりやすいかなと思います。
気づかなかったら滅茶苦茶ダサいので気を付けましょう。
WordPressで定型文を挿入する方法の弱点
最後に、注意書きを。
この方法には弱点がありまして、ショートコード内に掲載できないということ。
有料テーマには色々なショートコードがあるのですが、例えば以下のような使い方をすると・・・
吹き出しの中に『テストです!★はテストとしてつけています。Conoha WING3ヵ月料金』となってほしいのですが…
実際にやると、吹き出しの中で[★config data=”conoha_3″]の部分が丸見えの状態となります。
これが弱点ですね。気を付けましょう。
ショートコードの中にショートコードを使うような、入れ子の使い方はできないという事です!
逆に、表の中に料金を挿入することは多々あると思うのですが、そういうときは大助かりです!
WordPressで定型文を挿入する方法のまとめ
ということで、WordPressで定型文を挿入する方法について解説しました。
主に詳細スペックとか、値段の記載が多数の記事に渡るといった部分で使えます。
あとは『ブログでの最高月収は〇万です。』みたいな今後変わるであろう数値でも使えますね。
最近はスマホや回線関係の特化サイトも増えてきたと思うのですが、細かいスペックが重要視される場面で使ってみてください。
個人的な感想ですが、サーバー関係の記事を書く人も割と料金とかスペックが変わるからこの方法をとるべき。
当サイトでは他にも様々なカスタマイズ記事を掲載しています。
他にも役立つ記事があるはずなので、是非読んでみてください。