Rikerを導入したものはいいけど、以下のようなエラーが出てしまう。
「リクエスト回数が多すぎます。RequestThrottled」
「リクエスト回数が多すぎます。too_many_requests」
本記事では、上記のエラーを直す方法を紹介します。
このエラーは私も陥ってしまい、かなり悩んだ末に、解決しました。
今回はこのエラーの原因と、直し方を紹介します。
わけがわからずAmazonさんに問い合わせを送ってしまいました。申し訳ない。
この記事で紹介した方法で実際にエラーがなくなったので、同じ状況になってしまった人は同じように試してみてください!
▼インストール直後の人はpochippに切り替えてもいいかも
Rinkerでエラーが出たときの状況
Rinkerでエラーが出る人もいれば出ない人もいます。
普通は、時間をおいて試せばエラーは勝手に解消されて使えるようになります。
根本の原因解決後、Amazonの商品検索を連続でやりすぎたらエラーが出ますけど、時間を置けば解決。
エラー原因は後述しますが、私のエラーが出たときの状況は以下の通りでした。
- Amazonアソシエイトは登録済み。審査も通っている。
- 売り上げは過去30日間なし(というか、3か月ほどない)
- ↑Amazonも、もしもアフィリエイト経由で報酬をもらっているため
- エラーはいつまでたっても消えない(しばらく待ってたら消えたという人もいるようです。)
※2021年1月追記
最近は楽天の商品検索で必ずといっていいレベルでエラーが出ます。こちらの解決方法も後述します。
そのため、Amazonの1日のクリック数は3~5程度でした。
Amazonしか取り扱いのない商品が数個だけあったので、それで仕方なくAmazonアソシエイトを使用していた状態でした。
この状況は、「Amazonアソシエイト審査通りたて」の人とほぼ同じと考えてもらってもいいです。
ですから、Amazonアソシエイトの審査が通りたてで、エラーで詰まっているブログ初心者も参考にできます!
Amazonでエラー出るけど、なんか直すの面倒やな・・・という人はもしもアフィリエイトにある、Amazonとの提携を結んで進めていくのもアリです。
Rinkerエラー原因はPA-API関連
エラーの原因は、AmazonでのPA-APIの規定が変わったためです。
2019年01月23日から変わってしまいました。
内容は以下の通りです。
変更内容について
Product Advertising API (以下PA-API)ではこれまで全てのお客様に初期状態にて1秒間に1リクエストのサービス提供をしてまいりました。
2019年01月23日よりこの条件を変更し、過去30日以内の発送済み売上商品が発生している場合、1日のリクエスト上限を8,640リクエストとし、追加の日次リクエスト可能数の上限を毎日動的に変更する下記仕様といたします。
- 初期リクエスト可能数 : 1日あたり 8,640リクエスト(API利用開始より60日間)
- PA-APIより取得した商品リンクより発生した、過去30日間の発送済み商品売上$0.05(日本円で約5円)ごとに1リクエスト追加
- 1日の最大リクエスト可能数は、1日あたり864,000リクエスト
売上実績の発生がない場合は、PA-APIの利用開始はできません。
また、発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。なお 、Amazon Link Builder(WordPressプラグイン)のご利用についても、先に挙げた条件が適用となり、売上実績が必要となります。
ここから、エラー原因は「過去30日間発送済み売上商品が発生していないため」であると分かりました。
APIを使用するとAmazonのサーバーに負荷がかかるので、Amazonにとって利益がないAPIの使用は控えさせたい。そのためこのような変更になったのではないかと考えられています。
そして私がつまづいたのは
「PA-APIより取得した商品リンクより発生した、過去30日間の発送済み商品売上$0.05(日本円で約5円)ごとに1リクエスト追加」
という文章です。
PA-APIより取得した商品リンクというのは、エラーが出ているとRinkerで作成することができません。
勘違いだったのですが、「PA-APIより取得した商品リンクで売り上げ実績がないと使えない→詰み」かと思ってしまいました。
今回の変更に伴い、PA-APIの継続的なご利用にはPA -APIから取得した商品リンク経由で成果が発生し続ける必要があります。
下記内容をご確認いただき、PA-APIを適切にご利用いただきますようお願いいたします。
こんな文章もあるので、混乱してしまいました。
AmazonにPA-APIについて問い合わせてみた
混乱して分からなくなったので、問い合わせてみました。
「PA-API経由のリンクが作れないのでどうしたらいいですか?」
ざっくりといえばこんな質問に対しての返事は以下の通り。
現在の規約においては、PA-APIは安定的な売上実績があって初めて利用可能なものとなりますが、お客様は売上実績がございません。
まずは、当プログラムの通常リンクをご利用のうえ、
売上実績を発生させてください。 安定的に売り上げをあげられるようになりましたら、改めてPA- APIのご利用を検討願います。
ここで私が勘違いをしていたことに気づき、申し訳ないなと思いつつももう一度聞いてみることにしました。
「どんな形式でもいいからAmazonアソシエイトからの売り上げをあげれば使えるようになりますか?」
ざっくりと言えばこんな感じの返信をすると、
重ねてのご案内となりますが、PA-
APIは安定的な売上実績があって初めて利用可能なものとなりま す。しかしながら、お客様は売上実績がございません。 こちらも重ねてのご案内となりますが、まずは「商品リンク」
を含む当プログラムの通常リンクをご利用のうえ、 売上実績を発生させてください。その後、 安定的に売り上げをあげられるようになりましたら、改めてPA- APIのご利用を検討願います。 ただし、
どのくらい売上実績を上げれば利用出来るか等といった件について は、 一切公開しておりませんことをご了承くださいますようお願いいた します。
というわけで、解決策が出ました。
とにかくなんでもいいから売り上げを発生させることでエラーを回避できる。ということですね。
Rinkerを使用してエラーを解消する方法
売り上げを発生させるといっても、正直言ってAmazonのリンクはデザインからもクリック率が悪いでしょうし、それまで景観を損ねてしまいます。
できればRinkerのデザインで売り上げを発生させたい。
ということで、Rinkerを使用したエラー解消方法を2パターンに分けて説明します。
- 楽天でエラーが出る場合→設定を見直す
- Amazonでエラーが出る場合や、色々どうしようもない場合→手動でリンクを作る
楽天市場のアプリIDを入力して設定を見直す
楽天の商品検索とAmazonの商品検索は、それぞれ違う機能です。
なので、Amazonでは検索できるけど、楽天は検索できない・・・ということも起こり得ます。
もし、「楽天だけ毎回エラーが出る・・・」という場合は、以下の方法を試してみてください。
原因としては、楽天の商品検索に使っているAPIの制限がかかっている状態です。
1つのapplication_idにつき、1秒に1回以下のリクエストとしてください。
出典:楽天APIの利用制限
以前は全員が同じapplication_idを使っているため、上記の制限に引っかかっているということですね。
「楽天市場のアプリID」を登録することで、自分だけのapplication_idを使うことになるため、エラーが出にくくなるというわけです。
Amazonでエラーが発生するよ!という人にはあまり関係ない解決策なので、そこは注意が必要です!
楽天アプリIDは、以下のURLから取得します。
https://webservice.rakuten.co.jp/
下の方に上記画像のようなボタンがあるので、進みます。
フォームには、以下のように入力します。
すると、楽天市場のアプリIDを入手できます。
赤枠で囲ってある部分を使うので、コピーしておきます。
最後に、WordPressの設定>Rinker設定より、上記画像の赤枠部分にコピーしたアプリIDを入力すれば完了!
ここまでできたら、楽天の商品取得でのエラーは出なくなります!
Rinkerでリンクを手動で作る
最後に、どうしようもない人のための解決策を紹介して終わりにします。
エラーが起きてなんにもできないよー!詰んだ(;_;)
となった場合には、Rinkerのリンクを手動で作成して解決しましょう。
Rinkerでは手動でリンクを作ることができます。
絶対に、アソシエイトIDなどの設定は済ませておいてください。
WordPressのサイドメニューから、以下の場所へ行きます。
ここでは例として、モバイルバッテリーのリンクを手動で作ってみます。
「モバイルバッテリー」と検索ワードに入れて「更新」
それぞれのサービスで検索した結果へのリンクが生成されます。
次に実際に売りたい商品のURLとタイトルをコピペします。
これで、Amazonのボタンは実際の商品ページに飛ぶようになりました。
そして最後に、画像を設定します。
Amazonの画像から、画像アドレスをコピーして、画像(小)、画像(中)、画像(大)に同じアドレスを貼り付けます。
(違いがよくわからないのですが、どれかが引っかかれば表示されるので同じアドレスでOKかなと)
そしてこれを公開。
商品リンク一覧から、ショートコードを取得して、編集画面で張り付ければデザインは他のものと変わらないまま、リンクが完成します。
手動で作成したRinkerのリンクについて
手動で作成したRinkerのリンクは、PA-API経由にはなっていません。
おそらくテキスト/画像経由なのではないかなと。
しかしながら、手動で作成したRinkerのリンクでも(Amazonアソシエイト経由なら)売り上げが出ればPA-APIが使えるようになっています。
1つでも売り上げが上がれば、根本原因は解決!
Rinkerを通じてAmazonでの商品検索もできるようになります!
元々の想定通りのRinkerの使い方で商品紹介をしていきましょう。
Rinkerエラーを解消し、実際に使う上での手順
まとめると、以下のようになります。
- 手動で作成したRinkerのリンクを貼って売り上げ発生まで待つ
- 「Amazonボタン/商品タイトル/商品画像」をクリックした後でのAmazonの売り上げが発生すると使えるようになる(売れたものが安すぎたらダメかもしれません)
- エラーが発生しなくなるので、今までエラーが発生していた方法(PA-API経由)で取得したリンクに変える
- PA-API経由のリンクを作ったことになるので、今後も売り上げが発生すれば継続的に使用可能に
- 楽天だけでエラーが発生する場合は、楽天アプリIDを設定すれば解決
PA-API経由のリンクについてですが、Rinker設定を少しいじる必要があるようです。
- 「基本設定」で、「商品情報の再取得」を「取得しない」にする。
→PA-APIの使用回数を抑えます - 「Amazon」の「リンク先」を「リンク先を商品の詳細画面にする」をチェック
→これをして初めてPA-API経由のリンクになります。 - 「もしもリンク優先ショップ」で、「Amazon」のチェックを外す。
→もしも経由ではなく、Amazonアソシエイト経由にしないと元も子もありません。
ややこしくて困りますね・・・。
Rinkerの「リクエスト回数が多すぎます。」の直し方まとめ
今回はPA-API規定変更以降にRinkerを使い始めた人向けに、エラーの解消方法について詳しく書きました。
私と同じように変な勘違いをしている人もいるかもなと思ったので共有です。
Rinkerを使うとかなり楽に商品紹介ができるようになりまして、エラーで諦めかけている人も諦めずにエラー解消してみましょう。
余談ですが、Rinkerを使うのであればAmazonはもちろん、楽天・Yahooショップでも商品紹介ができるように以下の2つのASPには登録しておきましょう!
当ブログの稼ぎ頭のASPでもあります。
- 楽天の商品を紹介するなら:もしもアフィリエイト
- Yahooショップの商品を紹介するなら:バリューコマース
自分でも驚いているのですが、Amazonからの収益よりも楽天からの収益の方が上回る月もあります。
登録していないのは完全に損ですし、審査にも時間がかかりますので今すぐ無料会員登録するのを強くお勧めします。(割とすんなり通ります)
ささっと解決して楽しいブログライフを送りましょう!